昏れかかる空に引かれた白い線 いつまでも懷う帰らぬ人を
題『線』 にて
空晴れてここにも春は始まれり 開いた辛夷の蕾ふんわりと
題『自由詠』 にて
みぞれ降り真紅きわ立つ木瓜の花 鎮まぬ心はざわざわ音す
題『自由詠』 にて
春雪に過去の足跡置いたから 少女は卒業未来を探しに
題『探』 にて
お弁当とパンを持ち駆ける二子玉川(ニコタマ)をドラマのようだ初孫生まれし
題『パン』 にて
春風にのって少し高めのヒールはき 硝子戸に映るまるい背は わたし
題『高』 にて
売り場には高額狙わず並んでた 会いたいと願う妻夫木君に
題『高』 にて
ありがとうございます 軒下を巣にしたのは三回目です 今回は深い場所で雛も見られず 藁少しと大量の糞が…
題『旅』 にて
ゆくりなく旅立ったらし雀らが 残した藁あり思い巡らす
題『旅』 にて
春の鳥と異名を持って「ホーホケキョ」 やっと開いた弥生の扉
題『名』 にて
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