古希迎え時の流れを顧みる 残りの日々もどうにかなるさ
題『どう』 にて
角が取れ今じゃすっかり好々爺 尖ってた時懐かしむだけ
題『好』 にて
彼岸過ぎ秋の気配の訪れに つい寝過ごして駅まで走る
題『秋(テーマ詠)』 にて
他人ごとではなくなって孫の身に迫りつつある小一の壁
題『壁』 にて
また打ったまた走ったね大谷くん 投手で達成フィフティフィフティ
題『また』 にて
五円玉握り走って公園に皆が待ってたあの紙芝居
題『紙』 にて
寝不足は覚悟のうえで聴いていた深夜のラジオ青春の日々
題『夜(テーマ詠)』 にて
草花の姿覗いた虫眼鏡 今や読書の欠かせぬツール
題『眼鏡(テーマ詠)』 にて
攻めきれず逆襲受ける終盤戦 次の一手が勝敗分ける
題『逆』 にて
先人のものを見る目の豊かさを 辿るほどなお感じ入る吾
題『先』 にて
コメントをもっと読み込む