「掲載報告(新聞・雑誌・テレビほか)」投稿募集中!

ランキング

ランキング(過去1か月)

評価を集めた歌

岡正
17

題『所』

除け者にされ 教室には居づらくなり 居場所となりぬ保健室


歌式部
16

題『靴』

母の手で 結んでくれた 靴紐の ちょうちょ結びに 残るぬくもり


雪海月
15

題『夕』

幾重にも紅(べに)のレースが西の空街包まれる春の夕(ゆうべ)に


雪海月
15

題『書』

もう一度会いたい姉の書棚には三月十日で終わった日記


歌式部
15

題『名』

名も顔も知らぬ同士を結びをる ネット社会の いいねの絆


つぼりん
14

題『春』

ローファーでスキップをして君が来る春を後ろに引き連れながら


雪海月
14

題『返』

3月に突然消えたあの人へ返事の来ないメールを送る


つぼりん
14

題『返』

15年父の返信待ち続け母は逝きたり3.11


猿ヶ石
14

題『線』

南から線路づたいに春が来て 無人駅舎の花壇に花咲く


蛙鳴
14

題『パン』

食パンにたっぷりバターを塗った朝 遠くの国の戦さのニュース


岡正
13

題『自由詠』

水温み 清むる両手を流るる蛇口の水の優しき 弥生


蒼鷺
13

題『自由詠』

カッターで青い画用紙切るようにツバメが一羽飛んでいく朝


笑みコロ
13

題『転』

意を決し終の棲家と転居して 四季の移ろい嬉しく感じ


つぼりん
13

題『書』

君の書くトマトみたいな丸文字が盛り付けられたメッセージカード


歌式部
13

題『髪』

前髪を整へし女性 地下鉄の暗き車窓を 鏡代はりに


歌式部
13

題『線』

歩道沿ひ並びし 蒲公英(タンポポ)の黄花 散歩の犬目線の春かな


雪海月
13

題『自由詠』

おひさまに向かってぐっと背伸びして春が来たよとビルたち光る


歌式部
13

題『自由詠』

齢(よわい)十八迎ゑんとす愛犬 気に掛ける日々 噛み締むる日々


歌式部
13

題『自由詠』

春草(しゅんそう)も 寒の戻りに 身震ひぬ 弥生を冷やす 氷雨(ひさめ)と寒波


歌式部
13

題『探』

原っぱで立ち止まり 見下ろす少女 四葉クローバー探すかの如


歌式部
13

題『高』

鶴を折る手際の良さに重なりぬ 施設の高齢者と 亡き祖母と


なるだの助
13

題『旅』

毎日の「いってきます」の気軽さで旅立ったきみをまだ待っている


歌式部
13

題『旅』

宵の車両 キャリーケースに 赤福の土産持つ人 旅の帰途かな


歌式部
13

題『旅』

靴紐を解(と)ひて 跣(はだし)を包み込み 癒す足湯は 旅の温もり


雪海月
13

題『旅』

どこ行くの?自分探しの旅なんてわたしはいつもここにいるのに


天野まどか
12

題『自由詠』

焦げついた魚の匂いする居間のテレビは映す戦場の町


歌式部
12

題『実』

実家の柱に描(か)かれし落書きは 消せぬか消さぬか あの日のまま


岡正
12

題『春』

春先の通勤電車 鼻声の柔らかな 優しきアナウンス


歌式部
12

題『線』

乗り合はす女性(ひと)の鞄(カバン)に吊るされし マスコットのシマエナガの視線


歌式部
12

題『青』

晴天の青に優しく包まれて 春草(しゅんそう)芽ぐむ 微風(そよかぜ)温し


素敵な歌を作るためには

良い作品を生み出すためには様々な方法があると思います。

1.具体性
良い歌は読み手の頭の中に映像を浮かび上がらせることに成功していると思います。具体物を上手に入れることで歌は良くなるはずです。

2.理のないリアリティ
論理的には結びつかずとも、景と情が適度な距離感で結びついていることは良い短歌になる一つの要素だと思います。適度な飛躍や、無理のない連想がポイントだと考えています。

3.想いを託す
読み手がいることを忘れない。読み手が受け取って短歌は完成する。カッコつけたフレーズや、読み手が置いてけぼりな表現は敬遠される理由になります。

創作のヒントになれば幸いです。