ランキング(過去1か月)
素敵な歌を作るためには
良い作品を生み出すためには様々な方法があると思います。
1.具体性
良い歌は読み手の頭の中に映像を浮かび上がらせることに成功していると思います。具体物を上手に入れることで歌は良くなるはずです。
2.理のないリアリティ
論理的には結びつかずとも、景と情が適度な距離感で結びついていることは良い短歌になる一つの要素だと思います。適度な飛躍や、無理のない連想がポイントだと考えています。
3.想いを託す
読み手がいることを忘れない。読み手が受け取って短歌は完成する。カッコつけたフレーズや、読み手が置いてけぼりな表現は敬遠される理由になります。
創作のヒントになれば幸いです。

評価を集めた歌
題『七』
百七の 鐘の音終えて 未来への 最後の一打に 安寧祈る
題『いちご』
毎月の22日はケーキの日上に15(いちご)がのるカレンダー
題『自由詠』
カイト舞う広場にパパのはしゃぐ声おさな児走る初春の光
題『正月』
『あけましておめでとう』とは言えなくて能登の地震二年目の冬
題『冬(テーマ詠)』
あたたかな言葉は夜にあふれ出す年の終はりが冬でよかつた
題『お菓子(テーマ詠)』
甘いもの 切らさぬように 寂しさは いつでも不意に やってくるから
題『自由詠』
あの夜の星をレンズで追いかけて想いは巡る冬の珈琲
題『七』
七つ星つかみ水くむ天の川乾きし星を潤すために
題『正月』
掃除したそばから汚す正月にみんなで生きてる証みたいに
題『クリスマス(テーマ詠)』
イブの夜にシフト入れてる君のこと誘う勇気を僕にください
題『どこ』
ガミガミとうるさい親の意見などどこ吹く風のうちのどら猫
題『お菓子(テーマ詠)』
帰途の宵 シャッター閉づる 洋菓子店 明日(あす)の仕込みか バターの薫り
題『お菓子(テーマ詠)』
珈琲とふんわりドーナツ用意して炬燵でテレビ何と贅沢
題『寒』
風が鳴る寒い夜こそふぅふぅと たっぷりココアこころ溶かして
題『いちご』
半分に切られいちごが泣いているショートケーキのクリームの上
題『花』
花の名も愛した人の名も顔も 思い出せずにあおるバーボン
題『自由詠』
雨上がり蕾が羽をほどくとき光の風が君を連れてくる
題『正月』
ウマい歌詠めますようにそしてまた「うたたね」仲間の健康祈る
題『パーティ(テーマ詠)』
騒がしき人の輪避けて風のよう星と語らうビルの屋上
題『棒』
夕焼けに染まる公園鉄棒に挑む少女の逆上がりかな
題『どこ』
静寂に 流るる風よ 哀しみよ どこからきたのか どこへいくのか
題『お菓子(テーマ詠)』
糖尿の我の隣で大口を開けてケーキを食らう老妻
題『影』
公園で遊ぶ子供の影もなく花色褪せて軋むブランコ
題『影』
メンタルを労わりながら帰り道 壁で折られる影を見送る
題『泣』
泣きたくて泣けぬ心は海の青 夕陽の赤で凪から風に
題『花』
花のうちいちばん好きは秋桜とすぐに答えるあなたが好きだ
題『自由詠』
透明な小さな雨の一しずく 誰にも見えぬ私の痛み
題『座』
最終の列車の座席なぞる手に空っぽ色の夜が沁みこむ
題『七』
しんしんと雪降る里の土の中 セミは7日の夏を夢みる
題『年』
年明けて空に書いたる書き初めの平和の文字は早消えかかり
投稿の多い歌人