欠点は自覚すれども直す術無くて再現される過ち
題『再』 にて
錆びついた自転車押して坂道をのぼる真赤な夕日目指して
題『押』 にて
甘ったれた春の風吹く白壁にぶちまけたくなる真赤なペンキ
題『風』 にて
越えられぬ壁は無かったこれからも無いであろうと春の風吹く
題『壁』 にて
メールでは伝えきれない感情が残ったままで送信を押す
題『メール』 にて
温かな春の陽浴びてきらきらとうたたねをする昼のひと時
題『うれしい(テーマ詠)』 にて
行き止まりまた引き返す迷い道到達すべき場所も知らずに
題『道』 にて
被害者も加害者もなくさらされて消費されゆく風潮あわれ
題『自由詠』 にて
いっせいに同じニュースに飛びついて過熱してゆく報道恐し
題『自由詠』 にて
悩みなど無いかのように晴れ渡る空に覚える静かな怒り
題『晴』 にて
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