鉄板の 湯気の向こうに 和楽あり あの日の悔しさ ふわっと昇華し
題『日』 にて
もう一歩 惑う五十路の 悪あがき 流されたくも 躊躇いありて
題『歩』 にて
マグカップ 琥珀の月は ぼんやりと 浮かんで揺れて 小さく収まり
題『自由詠』 にて
謎解きの 最終章に 残る問い 聞けぬ思いを 誰かしらんか
題『終』 にて
満天の星 こぼれ落ちそで 手を出せば ひとかけくらい 受けれぬものか
題『星』 にて
柔らかき 色をまといて 歩く街 心躍れや 「私」を解いて
題『色を読み込んで』 にて
うっかりと 手繰り寄せた 過ぎた日を 戻せぬままに 本棚の隅に
題『本』 にて
夫婦旅 離発着が 無事なれば 乱気流さえ 思い出に変え
題『夫婦』 にて
手放した 執着ひとつ 風にのり 朱色の夢想花 見届けるよう
題『風』 にて
大人女子 集いて楽しや メキシカン スパイス効かせた 料理と会話で
題『話』 にて
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