・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
嵐去り満足そうな風鈴は遊び疲れた子供の寝息
春風に飛ばされてった紙製の兵隊さんの葬列の影
無風の生歩んでいたらいつの間に呼吸もできなくなってしまった
偽物とわかる造花を選びたりじつくり味はふ風味のやうに
曖昧さ肯定するような温度で頬隠す髪に触れる春風
風吹けばソファで寝たる猫動く前足ひゅっと伸びて縮んで
花ぐはし木群の白を眺むれば山風吹いて黒ぞ残れる
風に舞う桜の花であふれでる今までの思い出と後悔
コンビニに並び始めたさくら風味 君は嫌いと言うけれど
風向きの変わったことをうすうすと知って寝返る社内の派閥
風邪を引きいつもと比べ甘くなる親の様子が思い起こされ
春風の荒々しきいたずらに 衣更えした女が騒ぐ
菜の花が風にさらさら散らされて 青麦の波さよならと揺れ
雨間(あまあゐ)の風にさらはれ 改札を薄紅に染(そ)む 散りし桜花(おうか)や
宵風や 腑と足止むる 夜桜と 雲間の月と重ね 眺むる
残業を終えて見上げる夜の空 春風清く上弦の月
風が変わった髪を切った希望を捨てずに歩いて行こうよ
答など風の中には無かったと 風吹く街で聞くボブデイラン
ひなげしは 微風に吹かれ 揺れてをり 囁くやうに すくりと立ちて
今日こそは 特売の品 勝ち取らむ ペダル踏みしめ 風を切りゆく
バスに乗り見知らぬ街に運ばれて 風に煽られ花びら散歩
シャツの裾風にとられた その朝の体温のまま畳まれてゆく
風邪の子の赤い唇へと運ぶお隣さんに貰った苺
鯉のぼり 川を渡して 泳ぎけり 色鮮やかに 風をはらみて
家さえも軋む強さの風に揺れ3日も持たず桜散るのか
友からの風邪の報告LINEにて体温計は38℃
春風に流れる花びら歩道をピンク絨毯に変える刻
春風が桜を揺らす散る花もまた良しとする儚き命
春の朝最後の散歩 死後硬直で風を感じない愛猫を抱き
青空に 風船とばし 見上げるに 夢見る瞳 輝いてをり
改札の疾風(はやて)にあおられ立ち止まる吾を抱きしむ若き有楽町
あゝ今日はやさしい風が吹いている君を誘って花見に行こう
秋風の列車の窓を叩く音同じリズムで稲穂は揺れる
音で聞く秋風と、稲穂の揺れが同期しているという視点が新鮮でした。
コメントありがとうございます。返答遅れてすみません。 以前母の実家に行った時のことを詠みました。 他の人に短歌を見てもらうということがほとんどなかった僕にとってとても参考になります。ありがとうございました。
春の風 帽子押さえる君の手の かひなの白さ四月一日
初デート南西の風二メートル僕と君との隙間埋めてく
自転車を 漕ぎ春風を 頬に受け 桜の花びら 舞うトンネルへ
夏風が白いワンピースを揺らす制服じゃない夏休みの君
叶うなら一緒にお風呂入りたい一時帰宅の君がささやく
風吹きて 木蓮の花 散り始む ふはりひらりと 舞ひて落ちけり
髪掠め 吹いた春風 花嵐 舞った桜を雨と見紛う
春風は 菜の花畑 吹きいりて 遊ぶ幼なに 微笑みてをり
小平の道に連なる裸木が寒風に揺れ雲ひとつなく
誤解のないよう言っておきますがこの短歌の中の「小平」とは東京都小平市のことです。
北風が花を散らして駆け抜ける年度替わりのバスを待つ朝
そよ風は菜の花匂ふ届けもの春を楽しむ白杖の人と
嵐去り満足そうな風鈴は遊び疲れた子供の寝息
春風に飛ばされてった紙製の兵隊さんの葬列の影
無風の生歩んでいたらいつの間に呼吸もできなくなってしまった
偽物とわかる造花を選びたりじつくり味はふ風味のやうに
曖昧さ肯定するような温度で頬隠す髪に触れる春風
風吹けばソファで寝たる猫動く前足ひゅっと伸びて縮んで
花ぐはし木群の白を眺むれば山風吹いて黒ぞ残れる
風に舞う桜の花であふれでる今までの思い出と後悔
コンビニに並び始めたさくら風味 君は嫌いと言うけれど
風向きの変わったことをうすうすと知って寝返る社内の派閥
風邪を引きいつもと比べ甘くなる親の様子が思い起こされ
春風の荒々しきいたずらに
衣更えした女が騒ぐ
菜の花が風にさらさら散らされて
青麦の波さよならと揺れ
雨間(あまあゐ)の風にさらはれ 改札を薄紅に染(そ)む 散りし桜花(おうか)や
宵風や 腑と足止むる 夜桜と 雲間の月と重ね 眺むる
残業を終えて見上げる夜の空
春風清く上弦の月
風が変わった髪を切った希望を捨てずに歩いて行こうよ
答など風の中には無かったと
風吹く街で聞くボブデイラン
ひなげしは 微風に吹かれ
揺れてをり 囁くやうに
すくりと立ちて
今日こそは 特売の品 勝ち取らむ
ペダル踏みしめ 風を切りゆく
バスに乗り見知らぬ街に運ばれて
風に煽られ花びら散歩
シャツの裾風にとられた その朝の体温のまま畳まれてゆく
風邪の子の赤い唇へと運ぶお隣さんに貰った苺
鯉のぼり 川を渡して 泳ぎけり
色鮮やかに 風をはらみて
家さえも軋む強さの風に揺れ3日も持たず桜散るのか
友からの風邪の報告LINEにて体温計は38℃
春風に流れる花びら歩道をピンク絨毯に変える刻
春風が桜を揺らす散る花もまた良しとする儚き命
春の朝最後の散歩 死後硬直で風を感じない愛猫を抱き
青空に 風船とばし
見上げるに 夢見る瞳
輝いてをり
改札の疾風(はやて)にあおられ立ち止まる吾を抱きしむ若き有楽町
あゝ今日はやさしい風が吹いている君を誘って花見に行こう
秋風の列車の窓を叩く音同じリズムで稲穂は揺れる
音で聞く秋風と、稲穂の揺れが同期しているという視点が新鮮でした。
コメントありがとうございます。返答遅れてすみません。
以前母の実家に行った時のことを詠みました。
他の人に短歌を見てもらうということがほとんどなかった僕にとってとても参考になります。ありがとうございました。
春の風 帽子押さえる君の手の かひなの白さ四月一日
初デート南西の風二メートル僕と君との隙間埋めてく
自転車を 漕ぎ春風を 頬に受け
桜の花びら 舞うトンネルへ
夏風が白いワンピースを揺らす制服じゃない夏休みの君
叶うなら一緒にお風呂入りたい一時帰宅の君がささやく
風吹きて 木蓮の花
散り始む ふはりひらりと
舞ひて落ちけり
髪掠め 吹いた春風 花嵐 舞った桜を雨と見紛う
春風は 菜の花畑 吹きいりて
遊ぶ幼なに 微笑みてをり
小平の道に連なる裸木が寒風に揺れ雲ひとつなく
誤解のないよう言っておきますがこの短歌の中の「小平」とは東京都小平市のことです。
北風が花を散らして駆け抜ける年度替わりのバスを待つ朝
そよ風は菜の花匂ふ届けもの春を楽しむ白杖の人と