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白と黒白と赤とかあるけれど話し合いから始めなよ君
「狂歌」
静寂な 黒き夜空を 切り裂いて 赤き閃光 地球を穿つ
真の平和って?
微睡みに ほのかに香る 甘き肌 薄紅色の 息づく肢体
チラ見する 彼女のクチビル チラ見する 何かの決意か 紅く艶濃く・・
あの頃は 他人(ひと)の顔色 うかがって 握った掌 爪痕赤く
赤点を取る夢を見て跳ね起きてそれ繰り返していい歳になり
キミの手の スタバのカップに赤さして そろそろサンタ 作戦を練る
遠き日の恋は夢かセピア色総天然色の青春賛歌
青藍に切り込み入れたような月追い追い帰る木枯らしの夕
いつまでも いつまでも きみにあこがれて 雪より白い あなたのこころ
濃い黒と深い紺との境目を彷徨いながら畳む靴下
茜さす夕陽が背の君抱きしめて僕らの距離はバグってしまう
走り出す あなたを見つけ 信号が 赤から青に 変わる瞬間
赤茶けた錆の匂いが漂った高架下行く黒き野良犬
枝先に薄茶の枯葉ゆらゆらとどこに手招く夕暮れの時
黒ずんだ隈ができてる顔に似た曇り空より時雨落ちくる
朝焼けや東の空にトキ色の 雲を見上げて蹴るアスファルト
介護施設の運動会紅白の鉢巻締めて玉入れ合戦
ターコイズブルーのなみだ月曜がくるなくるなと思う日曜
立冬の黄昏時澄んでいる空が青から赤色に変わる
平和への道をひたすら我祈る 漆黒の闇に光射す日を
どしゃ降りに褐色の土砂剥き出しに過信油断をせずに命を
プリズムで色なき心透過させ七つの色を手に入れる朝
青が好きとは言えなくて子供服ピンクが多く親心から
小豆色の着物きる吾ほほ笑みて中央に坐す 祝に応えて
この足が届けとブランコ蹴り上げて 茜に染まる空へと向かう
夕焼けの 冴えわたる空 赤いほど 切なさ募り 家路を急ぐ
懸命に シャリシャリいわせ 林檎食(は)む 童女のくちびる 赤く小さく
空と海 地球を覆う蒼(あお)と碧(あお) 時に優しく時に悲しく
秋深し赤と橙グラデーション彩るもみじの山の絨毯
どうしてもピンクが好きよ幾つでもこればっかりは譲れないんだ
白と黒白と赤とかあるけれど話し合いから始めなよ君
「狂歌」
静寂な
黒き夜空を
切り裂いて
赤き閃光
地球を穿つ
真の平和って?
微睡みに
ほのかに香る
甘き肌
薄紅色の
息づく肢体
チラ見する
彼女のクチビル
チラ見する
何かの決意か
紅く艶濃く・・
あの頃は
他人(ひと)の顔色
うかがって
握った掌
爪痕赤く
赤点を取る夢を見て跳ね起きてそれ繰り返していい歳になり
キミの手の スタバのカップに赤さして
そろそろサンタ 作戦を練る
遠き日の恋は夢かセピア色総天然色の青春賛歌
青藍に切り込み入れたような月追い追い帰る木枯らしの夕
いつまでも いつまでも きみにあこがれて
雪より白い あなたのこころ
濃い黒と深い紺との境目を彷徨いながら畳む靴下
茜さす夕陽が背の君抱きしめて僕らの距離はバグってしまう
走り出す あなたを見つけ 信号が
赤から青に 変わる瞬間
赤茶けた錆の匂いが漂った高架下行く黒き野良犬
枝先に薄茶の枯葉ゆらゆらとどこに手招く夕暮れの時
黒ずんだ隈ができてる顔に似た曇り空より時雨落ちくる
朝焼けや東の空にトキ色の
雲を見上げて蹴るアスファルト
介護施設の運動会紅白の鉢巻締めて玉入れ合戦
ターコイズブルーのなみだ月曜がくるなくるなと思う日曜
立冬の黄昏時澄んでいる空が青から赤色に変わる
平和への道をひたすら我祈る
漆黒の闇に光射す日を
どしゃ降りに褐色の土砂剥き出しに過信油断をせずに命を
プリズムで色なき心透過させ七つの色を手に入れる朝
青が好きとは言えなくて子供服ピンクが多く親心から
小豆色の着物きる吾ほほ笑みて中央に坐す
祝に応えて
この足が届けとブランコ蹴り上げて 茜に染まる空へと向かう
夕焼けの 冴えわたる空 赤いほど
切なさ募り 家路を急ぐ
懸命に シャリシャリいわせ 林檎食(は)む
童女のくちびる 赤く小さく
空と海 地球を覆う蒼(あお)と碧(あお) 時に優しく時に悲しく
秋深し赤と橙グラデーション彩るもみじの山の絨毯
どうしてもピンクが好きよ幾つでもこればっかりは譲れないんだ