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糸震え君の言葉が聞こえたら今度は僕が送る番だね
送り火の意味も知らずに大文字修学旅行は清水寺
見送って駅舎を出ればまた独りぼっちになった夕暮れの街
見送りもないまま旅立つホームにはミカン畑の匂いただよふ
実家の玄関先で振り返ればわれ見送る母のまなざし
卒業を迎え 教え子送り出す 恩師の涙 桜の如し
今きみを送ればきっと後悔をすると分かってきみを送るの
反抗期送り迎えの車内にて 分かってないよと君口ずさみ
送ったはずのはがきは机上に明日の イタリアン行忘れぬものか
家具もみな 跡形もない 玄関を開け 住み慣れた部屋に 見送られ
採用し すぐ辞められて また採用 いつまで続く歓送迎会
日々送る木々蒼蒼のこの場所で綺麗な夕日自然の流れ
送り状 娘の苗字間違えて 嫁いだ事実 チクリと刺さり
あの人に送る手紙のあれこれを考えあぐねた十七の秋
公園をあとに 駅へと歩(ほ)を運び ついてくる猫 お見送りかな
始まれば世間話の送別会 別れ惜しむは初めと終わり
誤送信「お疲れ様」と言う言葉「お疲れさん」と送ってしまい
園に子を送り届けた信号のママチャリ四台パパチャリ二台
悲しみを そっと手放し 見送って 青空見上げ 深呼吸する
詰め詰めに混んだ電車を見送れば駅のホームに桜舞い込む
家路へと 送り送られ 繰り返す 寄り添う二人 影に月明り
見送られ一歩を踏み出す君の背は春の陽射しをひとり占めする
卒業し新たな門出の若人よ無理せず頑張れエールを送る
見送りで 涙をこぼす 君の目に 未来を映す 星のきらめき
日が変わり ロウソク灯し 祝い酒 あなたに送る 好きなお酒よ
糸震え君の言葉が聞こえたら今度は僕が送る番だね
送り火の意味も知らずに大文字修学旅行は清水寺
見送って駅舎を出ればまた独りぼっちになった夕暮れの街
見送りもないまま旅立つホームにはミカン畑の匂いただよふ
実家の玄関先で振り返ればわれ見送る母のまなざし
卒業を迎え 教え子送り出す 恩師の涙 桜の如し
今きみを送ればきっと後悔をすると分かってきみを送るの
反抗期送り迎えの車内にて
分かってないよと君口ずさみ
送ったはずのはがきは机上に明日の
イタリアン行忘れぬものか
家具もみな 跡形もない 玄関を開け 住み慣れた部屋に 見送られ
採用し すぐ辞められて また採用
いつまで続く歓送迎会
日々送る木々蒼蒼のこの場所で綺麗な夕日自然の流れ
送り状 娘の苗字間違えて 嫁いだ事実 チクリと刺さり
あの人に送る手紙のあれこれを考えあぐねた十七の秋
公園をあとに 駅へと歩(ほ)を運び ついてくる猫 お見送りかな
始まれば世間話の送別会 別れ惜しむは初めと終わり
誤送信「お疲れ様」と言う言葉「お疲れさん」と送ってしまい
園に子を送り届けた信号のママチャリ四台パパチャリ二台
悲しみを そっと手放し 見送って
青空見上げ 深呼吸する
詰め詰めに混んだ電車を見送れば駅のホームに桜舞い込む
家路へと 送り送られ 繰り返す 寄り添う二人 影に月明り
見送られ一歩を踏み出す君の背は春の陽射しをひとり占めする
卒業し新たな門出の若人よ無理せず頑張れエールを送る
見送りで 涙をこぼす 君の目に
未来を映す 星のきらめき
日が変わり ロウソク灯し 祝い酒
あなたに送る 好きなお酒よ