・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
バカにした「氣」の字を母が使ってゐるスピの波既に到来せり
気にしないことができればもう少し友人だった人のくつした
ずっと気持ちに蓋をしていたこだわりは捨てよう前を向こう
百合の花 気品高く 咲き誇り いつの間にやら 水無月も下旬
いつまでも 家の空気を 優しさで 包み込むよう 魔法をかけて
靄かかる心の中の憂鬱は じわじわ近づく低気圧のせい
梅雨空が空の輪郭覆ってもきっとあるとあの気持ち探してる
朝起きて体が重いそんな時 他の人から元気をもらう
おばちゃんの「気いつけてな」が追いかけて人憂うとは優しさなりぬ
面倒な電話をようやく終わらせて汁気を擦った麺を啜れり
お天気の人になりきり三つの子 襖に大地図 カミナリを呼ぶ
気づかずに 左手首の 腕時計 あなたの形見に また触れている
気温上昇に伴い車内広告も水分補給を示唆(しさ)す
出棺を送る讃美歌歌いつついつか送らる我が身に気づく
髪を切り人に会っては誉められて良い事ある気がしてそよ風
ケセラセラ陽気な君が弱音吐く窓に映った瘦せこけた頬
蕾のまま倒れた百合を瓶に射す 気遣うように甘い香り
幻覚の気配で起きる 短夜や 楽園の夢帰ると乞う
息子らの庭の水掛け当番に 優しい木漏れ日 受けて気持ち良し
乗り換えの駅で電車のドアが開きホームに踏み出す熱気の海の
電話する勇気もなくて「１７７」天気予報を聞いてたあの日
気がつけば あの日の痛みを 忘れてる 月夜の風と 去りゆく影と
傷ついて気持ちがズンと落ちたなら優しい言葉いっぱい唱え
気まぐれに 入った店の 斬新な 冷やし中華で ぶり返す夏
気がつけば君の隣で眠る猫、夢見るまぶたに明日への気配
一言で気まずい空気になった時君が茶化して救ってくれた
すぐ消える運命だから美しいお天気雨の後に出る虹
あなたへの「好き」の気持ちがあふれ出す切ったフォンダンショコラみたいに
朝ドラの 勇気と元気 あんぱんまん やなせたかしの 人生深くて
ヒーローが旅立つ時の空気感それを「時代」と人々の言ふ
お題 
お題
お題
お題
お題
バカにした「氣」の字を母が使ってゐるスピの波既に到来せり
気にしないことができればもう少し友人だった人のくつした
ずっと気持ちに蓋をしていたこだわりは捨てよう前を向こう
百合の花 気品高く 咲き誇り
いつの間にやら 水無月も下旬
いつまでも 家の空気を 優しさで
包み込むよう 魔法をかけて
靄かかる心の中の憂鬱は
じわじわ近づく低気圧のせい
梅雨空が空の輪郭覆ってもきっとあるとあの気持ち探してる
朝起きて体が重いそんな時 他の人から元気をもらう
おばちゃんの「気いつけてな」が追いかけて人憂うとは優しさなりぬ
面倒な電話をようやく終わらせて汁気を擦った麺を啜れり
お天気の人になりきり三つの子 襖に大地図 カミナリを呼ぶ
気づかずに 左手首の 腕時計 あなたの形見に また触れている
気温上昇に伴い車内広告も水分補給を示唆(しさ)す
出棺を送る讃美歌歌いつついつか送らる我が身に気づく
髪を切り人に会っては誉められて良い事ある気がしてそよ風
ケセラセラ陽気な君が弱音吐く窓に映った瘦せこけた頬
蕾のまま倒れた百合を瓶に射す
気遣うように甘い香り
幻覚の気配で起きる 短夜や
楽園の夢帰ると乞う
息子らの庭の水掛け当番に 優しい木漏れ日
受けて気持ち良し
乗り換えの駅で電車のドアが開きホームに踏み出す熱気の海の
電話する勇気もなくて「１７７」天気予報を聞いてたあの日
気がつけば あの日の痛みを 忘れてる 月夜の風と 去りゆく影と
傷ついて気持ちがズンと落ちたなら優しい言葉いっぱい唱え
気まぐれに 入った店の 斬新な 冷やし中華で ぶり返す夏
気がつけば君の隣で眠る猫、夢見るまぶたに明日への気配
一言で気まずい空気になった時君が茶化して救ってくれた
すぐ消える運命だから美しいお天気雨の後に出る虹
あなたへの「好き」の気持ちがあふれ出す切ったフォンダンショコラみたいに
朝ドラの
勇気と元気
あんぱんまん
やなせたかしの
人生深くて
ヒーローが旅立つ時の空気感それを「時代」と人々の言ふ