風

風

とり立てて詩にするような事はなくただ過ぎてゆく夏の一日

0
風

もう夏を終えた蝉ベランダ転がりて太陽の歌聴き続けている

0
風

自惚れを少しだけ足し飲み干せば仄かに酔えて今日は眠れる

0
風

カラダごと茹であげられそうな電話掛け最後の一言だけ覚えてる

0
風

夏風を少し優しく変えてゆく風鈴の音が遠く響いて

0
風

うだる夏グラスの氷一息に煽れば空は目に飛び込んで

0
風

りんりんと風鈴揺れて一筋の風は優しく頬を撫でてく

2
風

じんじんと響く木陰の蝉の声吹き抜ける風の行き先は何処

0
風

炙られて干物のように乾いたら海の香りを思い出そうか

0
風

クーラーの囲いの中で一日を過ごした今日は生きたというか

0