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女の子なのにと言う無意識の言葉心に潜む性差別
あの日からやり直したいもう一度リセットボタンあればいいのに
違うのにやっているのに言ったのに 文句まとめてぶん投げてやる
若い頃きっと美人と言われると 嬉しいのに少し悲しい
良い評価されているのに変わろうと悩み続ける中年の日々
春なのに真夏日がある現状を憂える季語が使えなくなる
木漏れ日に揺れているのに物憂げな瞳が気になる昼下がりの風
君のこと幸せにする誓ったねあの日の言葉嘘じゃないのに
辛いのになぜか涙が出てこない急に別れを告げられた夜
晩年は君と仲良く旅行などしたかったのに 今日も曇りだ
同じ絵なのに 変化に気づかず戸惑う 違和感を覚えた刹那(せつな)
夕飯の支度気になるのに未だ この夕焼けの彩を詠めずに
終電で帰る横顔見てたのに声には出せない「好き」が残った
お料理は不得意なのにいつだって「美味しいよ」ってきみは食みおり
理由なく 『悪』な部分を 切り取ると いい人なのに 苦手意識が
できるなら叫びたいのに口結び素知らぬ顔で残業につく
定刻に鳴いていたのに鶯は恋人連れて 消え去って行く
ハエでさえ生きてんのにというときの《のに》をズームで見れば人型
定年後しっかり計画たてたのに 桜に紅葉日々乱されて
母さんはもうこの世にはいないのについ見ちゃうんだ母の日ギフト
忘れてた筈なのにふと思い出すホームの隅で泣いてた君を
女の子なのにと言う無意識の言葉心に潜む性差別
あの日からやり直したいもう一度リセットボタンあればいいのに
違うのにやっているのに言ったのに
文句まとめてぶん投げてやる
若い頃きっと美人と言われると
嬉しいのに少し悲しい
良い評価されているのに変わろうと悩み続ける中年の日々
春なのに真夏日がある現状を憂える季語が使えなくなる
木漏れ日に揺れているのに物憂げな瞳が気になる昼下がりの風
君のこと幸せにする誓ったねあの日の言葉嘘じゃないのに
辛いのになぜか涙が出てこない急に別れを告げられた夜
晩年は君と仲良く旅行などしたかったのに 今日も曇りだ
同じ絵なのに 変化に気づかず戸惑う 違和感を覚えた刹那(せつな)
夕飯の支度気になるのに未だ
この夕焼けの彩を詠めずに
終電で帰る横顔見てたのに声には出せない「好き」が残った
お料理は不得意なのにいつだって「美味しいよ」ってきみは食みおり
理由なく 『悪』な部分を 切り取ると
いい人なのに 苦手意識が
できるなら叫びたいのに口結び素知らぬ顔で残業につく
定刻に鳴いていたのに鶯は恋人連れて
消え去って行く
ハエでさえ生きてんのにというときの《のに》をズームで見れば人型
定年後しっかり計画たてたのに 桜に紅葉日々乱されて
母さんはもうこの世にはいないのについ見ちゃうんだ母の日ギフト
忘れてた筈なのにふと思い出すホームの隅で泣いてた君を