蜘蛛の糸 雨露に濡れ 儚きも 所以ある者は 逃れ得ぬなり
題『雨』 にて
奔騰す 川筋瑆り ヒマラヤの 満月照らす 吾ここにあり
題『川』 にて
江戸の世の 賞賛されし 海外の 誇り得るべし 我が国の質
題『東京(テーマ詠)』 にて
福岡は 地元らぶ度が バリ凄か 人よか食よか 天気よか
題『食(テーマ詠)』 にて
ノンアル日 週に二日は ツラいけど 娘に言われた 五日も飲める
題『自由詠』 にて
庄屋敷 蔵の白壁 描かれし 雨水作なる 雲龍ぞ棲む
題『白』 にて
受肉した 制約だらけの 3次元 信念試す 神の遊び場
題『肉』 にて
バレてない 思ってるのは あんただけ みんな知ってる 裸の大王
題『秘密にしていること』 にて
最善の 最たる敵は 善にあり そこそこ善いが 最も難儀
題『最』 にて
さよならと 少年シェルパ 目を捉え 丈夫に生きろ 銀嶺の下
題『少』 にて