この角は古い蕎麦屋があったはず静かに増えるPの看板
題『アルファベットを読み込んで』 にて
ヒナゲシがうんうんうんと揺れながら風の話にうなずいている
題『話』 にて
育ちゆく若葉と同じスピードで私も向かう春から夏へ
題『から』 にて
雨の日に気の向くままに開いてる栞だらけの心のページ
題『記念日(テーマ詠)』 にて
この角を曲がってみようほらごらん薔薇が咲いてる初めての道
題『ほら』 にて
思い出を君はたくさんくれたので心の部屋で整理する日々
題『もらったもの(テーマ詠)』 にて
好きなだけ泣いたら軽くなれるのに何故に強がる心の雨雲
題『好き』 にて
家族にはさよならなんかいらなくて、だからするとき悲しみ抜いて
題『さよなら(テーマ詠)』 にて
家族四人360ccの車で行った懐かしい海
題『車』 にて
チューリップ花弁の中で育ててる誰も知らない秘密の春を
題『知』 にて
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