口喧嘩した翌日に買って帰るごめんなさいのハーゲンダッツ
題『アイスクリーム(テーマ詠)』 にて
水たまり避けきれなくてゆく五十路ふいの晴れ間の日射しあたたか
題『五』 にて
若い頃どこでもドアが欲しかった今はいらない楽しい道のり
題『ドラえもん(テーマ詠)』 にて
わけもなく泣きたくなってるキッチンで見透かすように吹きこぼれる鍋
題『あふれる・こぼれる』 にて
一本の花びんのひまわり映しだす初めて立って笑った吾子を
題『映』 にて
曇天の朝でも葉っぱの水滴は光を集めてきらめいている
題『自由詠』 にて
夏がもうスタートラインで待っているあとはあなたの笑顔戻れば
題『あと』 にて
この道は僕だけの道僕にしか見えない花がたくさん咲いてる
題『道』 にて
子どもには秘密にしてる大人たち悩み苦しむ幾つになっても
題『大人(テーマ詠)』 にて
少年は生クリームを知った日にバタークリーム初めて疑う
題『子どもの頃を思い出して』 にて
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