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指切りを何回もして確かめたホントの気持ち探している夜
指相撲ずるは無しよと約束しわざと負けてる日だまりの中
言いたくて「この指止まれ」言えなくて下を向いたら水溜まりに空
指なぞるあなたの写真変わらない二十歳の笑顔私は七十
庭の鶏朝いた一羽行方不明
まだ少し軽さが罰のくすり指悔しいんじゃないけどはがゆいの
神の指ちょいと動かし戦争を止めてくれたらどんなにいいか
窓の月指でかちりと押し込んであしたを想い光は消える
コロナ禍で手指消毒定着し五類以降も習慣になる
闇鍋にあなたの指を混ぜ込んで「怖いですね」と笑ってる 夢
いや、それマジで怖いっす笑
いいことが今年は幾つあったかな指折りみれば片手で止まる
はっけよーい!『勝負』つけずに『いいね』つけあう指相撲 春の風吹く
はや冬至残り僅かの日めくりの残り十枚指が確かめ
久しぶり人差し指と中指で敬礼してる恋のおはじき
さよならとゆびでこすったあん畜生酔ってもひとりの冬至の宵を
薔薇も百合も散りぬる夜にそっとのばす震える指をきみの瞼に
つっかけた小指の悲劇ううの声天向く顔の語る絶望
サンタさん お忙しいのに お願いを 一つ聞いてと 指絡ませる
小指から 切れて解けた 赤い糸 二度と戻らぬ 時も,貴方も
音もなく静かに弾むおしゃべりは 目と目を合わせ添える指文字
躓いて転んで怪我した薬指かさぶたとれてもじんじん痛む
指笛を鳴らして踊れカチャーシー命(ぬち)ある限りこの世(ゆ)は祭
かじかんだ指が奏でる恋心ごめんと弾けば暖かくなる
指ひろげ数え方まで面白い!そんな人だよ「出川哲朗」
鍵盤を弾き叩いて指踊る音は感情夢の情感
ゆびで見て身体で捏ねる蕎麦打ちのつゆの味見は舌先で見る
マニキュアを塗ろうと気づく薬指力弱いこと指輪で飾る
指折らず文字数把握してしまう最近私歌が好きなの
人差しと薬の長さが同じなら優しいんだと指は示せど
駅員の確認をする指先は乗車す人の未来へ繋ぐ
震える手そっと伸ばして触れてみる僕と世界を繋ぐ指先
何号か聞かずに図れる方法を探り合ってる彼らの指先
「目がいくのあなたの指が好きだから」顔を上げたらきっと「紅玉(こうぎょく)」
指切りをこれまで何回しただろう針何万本飲まなきゃダメかな
恋遊戯背中に遊ぶなぞるゆびはさめぬ栞の単行本
小さな背小さな肩に華奢な指だけど心は大きな貴女
指と指 絡ませ歩いた 幼き日 黄昏時に 頬を赤らめ
鳴らすゆび何が始まる手品師のトランプが踊る米選挙戦
つかむ指もみじのお手々くれる愛爪はママかなきれいもそっくり
眠れずに指折り文字を数えてる クロスワードのパズルみたいだ
指切りを何回もして確かめたホントの気持ち探している夜
指相撲ずるは無しよと約束しわざと負けてる日だまりの中
言いたくて「この指止まれ」言えなくて下を向いたら水溜まりに空
指なぞるあなたの写真変わらない二十歳の笑顔私は七十
庭の鶏朝いた一羽行方不明
まだ少し軽さが罰のくすり指悔しいんじゃないけどはがゆいの
神の指ちょいと動かし戦争を止めてくれたらどんなにいいか
窓の月指でかちりと押し込んであしたを想い光は消える
コロナ禍で手指消毒定着し五類以降も習慣になる
闇鍋にあなたの指を混ぜ込んで「怖いですね」と笑ってる 夢
いや、それマジで怖いっす笑
いいことが今年は幾つあったかな指折りみれば片手で止まる
はっけよーい!『勝負』つけずに『いいね』つけあう指相撲 春の風吹く
はや冬至残り僅かの日めくりの残り十枚指が確かめ
久しぶり人差し指と中指で敬礼してる恋のおはじき
さよならとゆびでこすったあん畜生酔ってもひとりの冬至の宵を
薔薇も百合も散りぬる夜にそっとのばす震える指をきみの瞼に
つっかけた小指の悲劇ううの声天向く顔の語る絶望
サンタさん お忙しいのに お願いを 一つ聞いてと 指絡ませる
小指から 切れて解けた 赤い糸 二度と戻らぬ 時も,貴方も
音もなく静かに弾むおしゃべりは 目と目を合わせ添える指文字
躓いて転んで怪我した薬指かさぶたとれてもじんじん痛む
指笛を鳴らして踊れカチャーシー命(ぬち)ある限りこの世(ゆ)は祭
かじかんだ指が奏でる恋心ごめんと弾けば暖かくなる
指ひろげ数え方まで面白い!そんな人だよ「出川哲朗」
鍵盤を弾き叩いて指踊る音は感情夢の情感
ゆびで見て身体で捏ねる蕎麦打ちのつゆの味見は舌先で見る
マニキュアを塗ろうと気づく薬指力弱いこと指輪で飾る
指折らず文字数把握してしまう最近私歌が好きなの
人差しと薬の長さが同じなら優しいんだと指は示せど
駅員の確認をする指先は乗車す人の未来へ繋ぐ
震える手そっと伸ばして触れてみる僕と世界を繋ぐ指先
何号か聞かずに図れる方法を探り合ってる彼らの指先
「目がいくのあなたの指が好きだから」顔を上げたらきっと「紅玉(こうぎょく)」
指切りをこれまで何回しただろう針何万本飲まなきゃダメかな
恋遊戯背中に遊ぶなぞるゆびはさめぬ栞の単行本
小さな背小さな肩に華奢な指だけど心は大きな貴女
指と指 絡ませ歩いた 幼き日 黄昏時に 頬を赤らめ
鳴らすゆび何が始まる手品師のトランプが踊る米選挙戦
つかむ指もみじのお手々くれる愛爪はママかなきれいもそっくり
眠れずに指折り文字を数えてる クロスワードのパズルみたいだ