・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
冷蔵庫開けたら透明な手で 触れられたような八月の午後
振袖を 摘んで拡げて はにかんで 健やか願う 千歳飴持ち
信号を待つバスに手を振る園児 座席にて手を振り返す媼(おうな)
見送りの人に紛れているはずの君だけに手を振って旅立つ
マスターとか トップランナーとか 新手には 思い及ばぬ 区分けあるらし
手をポンとたたいてみたが効果無く 思い出せないあの人の名を
手か手へ想いや愛が伝わりぬ 母が逝く日の最後の握手で
手から手へでした。修正。
聖母様の ごとくもろ手を 差し伸べて 冷えし我が手を 包み給ひぬ
デスマスクと 共に取りけむ 鍵盤を 離れて眠る ショパンの左手(ゆんで)
ワルシャワのショパン博物館
幼子に 野中のばらの 見つかりて 刺すと脅せど 哀れ手折られ
昼下がり安い小遣い手に握り 買ったアイスは親に内緒で
贔屓して 手傷を負うは あほらしと 夫婦喧嘩を 犬は食わない
野あざみの 咲くあの坂に登るたび 手に温もりよ 幼き君の
初恋のあの人の手に触れたのはフォークダンスの時だけでした
降りいでし 雨寒々し 明日こそと 揉み手して待つ 開花宣言
手作りのケーキ貰つたバレンタイン今頃あの娘はどうしているか
罪とがを 問ふにあらねど色惚けを 手玉に取りし 女なるべし
紀州のドン・ファン事件
手のひらで転がす亭主の生きの良さ こんちくしょうとまだ惚れている
手土産を選ぶそのたび思い出し 友の笑顔が先に 集まる
絵のごとき 連綿の手に うっとりと 人だかりして 「高野切(こうやぎれ)」見る
高野切:現存する『古今和歌集』の 最古の写本
いつの日かその手に頭撫でられて 感じた熱を忘れられない
ビル街に 荒野のような 風が吹く 手の中に砂 月曜の朝
手づからの料理を互いに振る舞ってBGMは鳥のさえずり
傷つけてごめんねレジの女の子引っ込めた手は静電気のせい
手のひらに 汗ばむコイン 自販機の 青い光に 君を待つ夜
「ほら転んだ 気をつけてって言ったよね」差し出した手を払われた午後
「そこだ、差せ!」 騎馬の鼻先 前後して 汗を握りし 手ぢからを込め
掛詞を仕込んでます
闇の中明かりスイッチ手探りす不様な我を時計が嗤う
冷蔵庫開けたら透明な手で
触れられたような八月の午後
振袖を 摘んで拡げて はにかんで 健やか願う 千歳飴持ち
信号を待つバスに手を振る園児 座席にて手を振り返す媼(おうな)
見送りの人に紛れているはずの君だけに手を振って旅立つ
マスターとか トップランナーとか 新手には 思い及ばぬ 区分けあるらし
手をポンとたたいてみたが効果無く
思い出せないあの人の名を
手か手へ想いや愛が伝わりぬ
母が逝く日の最後の握手で
手から手へでした。修正。
聖母様の ごとくもろ手を 差し伸べて 冷えし我が手を 包み給ひぬ
デスマスクと 共に取りけむ 鍵盤を 離れて眠る ショパンの左手(ゆんで)
ワルシャワのショパン博物館
幼子に 野中のばらの 見つかりて 刺すと脅せど 哀れ手折られ
昼下がり安い小遣い手に握り
買ったアイスは親に内緒で
贔屓して 手傷を負うは あほらしと 夫婦喧嘩を 犬は食わない
野あざみの 咲くあの坂に登るたび
手に温もりよ 幼き君の
初恋のあの人の手に触れたのはフォークダンスの時だけでした
降りいでし 雨寒々し 明日こそと 揉み手して待つ 開花宣言
手作りのケーキ貰つたバレンタイン今頃あの娘はどうしているか
罪とがを 問ふにあらねど色惚けを 手玉に取りし 女なるべし
紀州のドン・ファン事件
手のひらで転がす亭主の生きの良さ
こんちくしょうとまだ惚れている
手土産を選ぶそのたび思い出し 友の笑顔が先に
集まる
絵のごとき 連綿の手に うっとりと 人だかりして 「高野切(こうやぎれ)」見る
高野切:現存する『古今和歌集』の 最古の写本
いつの日かその手に頭撫でられて
感じた熱を忘れられない
ビル街に 荒野のような 風が吹く 手の中に砂 月曜の朝
手づからの料理を互いに振る舞ってBGMは鳥のさえずり
傷つけてごめんねレジの女の子引っ込めた手は静電気のせい
手のひらに 汗ばむコイン 自販機の 青い光に 君を待つ夜
「ほら転んだ 気をつけてって言ったよね」差し出した手を払われた午後
「そこだ、差せ!」 騎馬の鼻先 前後して 汗を握りし 手ぢからを込め
掛詞を仕込んでます
闇の中明かりスイッチ手探りす不様な我を時計が嗤う