・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
水たまり踏みつけ歩く子の傘は雨水貯めるバケツのように
おおげさに少しの雨に傘をさす体弱いと言い訳などして
テンションが上がらないのは雨のせい怠る言い訳上達していく
雨音はだんだん強くなってきて怒っているよな空の神様
雨傘を差すチャンスは今しかない外雨が降り出しましたよ
雨降るか降らないのかは知らなくて重いリュックの折りたたみ傘
雨傘をさすのが嫌で走っちゃう この歳になり自重せねばと
アジサイのつぼみ膨らむ五月も半ば今年の梅雨は長いのか
不規則な雨粒の音受け止めてゆっくりパーカッションになる傘
雨の朝 洗濯サボり嬉々として 日がな一日歌読み詠い
青空をたまには長く見せたいと雨傘を干す時間を延ばす
下を向く緋色の花の正体をヒネムと知った雨降りの午後
想い出を 呼び覚ますのは 雨の音 風の哭く音 月影の音
悲しくて 泣きたい時は 雨に泣く 優しい雨音 包まれながら
読書中 雨のにおいに 気が付けば 何とはなしに 思いが巡る
楽しみな日ばかり雨が降るきみと初めて行ったデートがくもり
ふる雨に 雨宿りする 軒下で あなたを待つの 傘ひとつだけ
かたくなな心のごとき雨傘を無理に開けば骨が折れたり
屋根裏のカフェうつむいてため息の窓辺見送る赤い雨傘
雨降って地が固まると言うけれど 過ぎたるは否 涙もほどほどに
片肩の濡れてうれしい恋の雨軒のツバメもにヒナに急かされ
雨上がりの夜空にだったらすぐ弾けます演歌はちょっと 流し辞めたら?
雨の音 水滴踊る軒下で 池のカエルも嬉しく鳴いて
防災役員になり改めて豪雨災害について考える
雨の中傘を片手に散歩する雨色の街人も少なく
ベッド脇 もたれてスマホ眺めたる夜の シトシト窓叩く雨
降りしきる雨は 夜まで止まぬまま 部屋でゆるりと 映画鑑賞
あたたかい雨に降られて法事の花 抱えた服濡れ菊の匂い立つ
雨あがる紫陽花の花濡れ光り 田には水はり苗しろじろと
紫陽花の結んだばかりの花の芽を育むように細き雨降る
修行僧のようなカラスが塀の上 雨に打たれてじっとしている
薄っぺら布団かぶった二人には雨の音にもつのった不安
雨やんで すっかり晴れて 虹かかり 明日への希望 七色に照らし
前を向く レインコートに 楽しげに 雨が音符を 奏でる日には
雨ざらし駐輪場の放置自転車は錆びて籠には 心無いゴミ
大雨の濁流岩に砕け散る ぶつかり稽古の汗の飛び散り
水たまり踏みつけ歩く子の傘は雨水貯めるバケツのように
おおげさに少しの雨に傘をさす体弱いと言い訳などして
テンションが上がらないのは雨のせい怠る言い訳上達していく
雨音はだんだん強くなってきて怒っているよな空の神様
雨傘を差すチャンスは今しかない外雨が降り出しましたよ
雨降るか降らないのかは知らなくて重いリュックの折りたたみ傘
雨傘をさすのが嫌で走っちゃう
この歳になり自重せねばと
アジサイのつぼみ膨らむ五月も半ば今年の梅雨は長いのか
不規則な雨粒の音受け止めてゆっくりパーカッションになる傘
雨の朝 洗濯サボり嬉々として
日がな一日歌読み詠い
青空をたまには長く見せたいと雨傘を干す時間を延ばす
下を向く緋色の花の正体をヒネムと知った雨降りの午後
想い出を 呼び覚ますのは 雨の音 風の哭く音 月影の音
悲しくて 泣きたい時は 雨に泣く 優しい雨音 包まれながら
読書中 雨のにおいに 気が付けば 何とはなしに 思いが巡る
楽しみな日ばかり雨が降るきみと初めて行ったデートがくもり
ふる雨に 雨宿りする 軒下で あなたを待つの 傘ひとつだけ
かたくなな心のごとき雨傘を無理に開けば骨が折れたり
屋根裏のカフェうつむいてため息の窓辺見送る赤い雨傘
雨降って地が固まると言うけれど
過ぎたるは否 涙もほどほどに
片肩の濡れてうれしい恋の雨軒のツバメもにヒナに急かされ
雨上がりの夜空にだったらすぐ弾けます演歌はちょっと 流し辞めたら?
雨の音 水滴踊る軒下で 池のカエルも嬉しく鳴いて
防災役員になり改めて豪雨災害について考える
雨の中傘を片手に散歩する雨色の街人も少なく
ベッド脇 もたれてスマホ眺めたる夜の シトシト窓叩く雨
降りしきる雨は 夜まで止まぬまま 部屋でゆるりと 映画鑑賞
あたたかい雨に降られて法事の花
抱えた服濡れ菊の匂い立つ
雨あがる紫陽花の花濡れ光り 田には水はり苗しろじろと
紫陽花の結んだばかりの花の芽を育むように細き雨降る
修行僧のようなカラスが塀の上 雨に打たれてじっとしている
薄っぺら布団かぶった二人には雨の音にもつのった不安
雨やんで すっかり晴れて 虹かかり
明日への希望 七色に照らし
前を向く レインコートに 楽しげに
雨が音符を 奏でる日には
雨ざらし駐輪場の放置自転車は錆びて籠には
心無いゴミ
大雨の濁流岩に砕け散る ぶつかり稽古の汗の飛び散り