明けやらぬ 光たゆたう 水瓶座 空をあふるる 流星の群れ
題『光・ひかり』 にて
町なかの石の祠に手を合わす 光あふるる春のしじまに
題『光・ひかり』 にて
眠れずに月のひかりを手のひらで掬いたわむる十五夜の風
題『光・ひかり』 にて
捨てられた 子猫の声に 君を聴き 不意に心が 振り向いた夜
題『子』 にて
哀しみの色が赤なら夕暮れは緑がいいと呟いて風
題『緑・みどり』 にて
法の無き 世界の影の 濃ゆき日に 庭の紫陽花 狂おしく紅 (あか)
題『法』 にて
法螺と噓 重ねて月の 裏側へ 堕ちて行こうか 病室の窓
題『法』 にて
法螺吹きのゴーシュが窓を叩く夜「銀河の果てへ逃げませんか」と
題『法』 にて
休日に 平和を叫ぶ 人の波 乾いた声に 立ち尽くす午後
題『休』 にて
すぐそばに なけりゃあないで かまわない 夢や希望や 君の残り香
題『自由詠』 にて
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