・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
「ただ君を愛す」とママに言う息子 ひとの彼女で練習するな
子丑寅 あのこはどれかきいてみる占い結果 我が子俯く
じつくりと根を張るやうに買ひたしたキッチンボードの螺子が足りない
叶うかな神社で子供の頃に誓った思い出
雑談で子どものころのエピソード思い起こすは親への感謝
落武者の子孫であるか地下鉄の窓に映ったよれよれの顔
夏空に蜘蛛の子散らし落つ火花 闇の静けさに受け止めらるる
子供の頃言い換えるなら滑り台十回続けて滑れていた頃
世界中を子午線で繋ぐ一人一人が手を繋ぐ平和のため
おとなから引き継がされし悪意が 無垢なる子らの奥に蠢く
性善説派か性悪説派かどちらを支持するか考えてみるのは面白いです
ベソかいて幼稚園バスに乗った子も 息子気遣う父親になり
親の言葉すべてを拒む癖がつき 愛のない子、私、愛子
世の中にこれほど可愛いものは無し 猫の子犬の子自分の子供
十五なる自閉の子と言う荒波も信じて待とう花咲く明日を
子の為に 夫父(ふふ)が立てたる 鯉のぼり そんな二人に 立てる線香
捨てられた 子猫の声に 君を聴き 不意に心が 振り向いた夜
ツバメの子 いつか巣立つと 知りながら 目や手や声を 掛けて飛び交う
幼子の澄みし笑顔にいやされて今日は一日五月空なり
顔の知る子供の笑う声を聞き 俯き歩く「合格」のため
今の子の将来の眼が心配でそういう我もスマホ老眼
孔子も孟子も墨子も知らないにんげん愛の冷たさ
失望を子供の頃に繰り返し 諦め上手な「立派な」大人に
夏までのカウントダウン夏休み息子が帰ると言っていたから
あの頃は親子で行きしこの道を 夢に見るなど思わずに居た
小遣いの五十円玉握りしめ踵に翼付け駄菓子屋へ
幼き子 まねる口ぐせ守りたし やさしい言葉 満ちる世になれ
祖母の好きな百合の花手向く息子らと薫風に任せ気ままなる母
アバターでネット空間を住処とし 電脳を駆ける子らの未来は
息子見て夫と見紛う母がいて亡き父こんな頼りなき顔か
言葉すら交わさずにただスマホだけ見つめ続ける子等の寂しさ
寂しさに 子どものように泣く母の 背をなでる たび 空は晴れゆく
皿の上 豆だけ残す 今もまだ 二人の親に なった我が子は
「ただ君を愛す」とママに言う息子
ひとの彼女で練習するな
子丑寅 あのこはどれかきいてみる占い結果 我が子俯く
じつくりと根を張るやうに買ひたしたキッチンボードの螺子が足りない
叶うかな神社で子供の頃に誓った思い出
雑談で子どものころのエピソード思い起こすは親への感謝
落武者の子孫であるか地下鉄の窓に映ったよれよれの顔
夏空に蜘蛛の子散らし落つ火花
闇の静けさに受け止めらるる
子供の頃言い換えるなら滑り台十回続けて滑れていた頃
世界中を子午線で繋ぐ一人一人が手を繋ぐ平和のため
おとなから引き継がされし悪意が
無垢なる子らの奥に蠢く
性善説派か性悪説派かどちらを支持するか考えてみるのは面白いです
ベソかいて幼稚園バスに乗った子も 息子気遣う父親になり
親の言葉すべてを拒む癖がつき
愛のない子、私、愛子
世の中にこれほど可愛いものは無し
猫の子犬の子自分の子供
十五なる自閉の子と言う荒波も信じて待とう花咲く明日を
子の為に 夫父(ふふ)が立てたる 鯉のぼり
そんな二人に 立てる線香
捨てられた 子猫の声に 君を聴き 不意に心が 振り向いた夜
ツバメの子 いつか巣立つと 知りながら 目や手や声を 掛けて飛び交う
幼子の澄みし笑顔にいやされて今日は一日五月空なり
顔の知る子供の笑う声を聞き
俯き歩く「合格」のため
今の子の将来の眼が心配でそういう我もスマホ老眼
孔子も孟子も墨子も知らないにんげん愛の冷たさ
失望を子供の頃に繰り返し 諦め上手な「立派な」大人に
夏までのカウントダウン夏休み息子が帰ると言っていたから
あの頃は親子で行きしこの道を
夢に見るなど思わずに居た
小遣いの五十円玉握りしめ踵に翼付け駄菓子屋へ
幼き子 まねる口ぐせ守りたし やさしい言葉
満ちる世になれ
祖母の好きな百合の花手向く息子らと薫風に任せ気ままなる母
アバターでネット空間を住処とし 電脳を駆ける子らの未来は
息子見て夫と見紛う母がいて亡き父こんな頼りなき顔か
言葉すら交わさずにただスマホだけ見つめ続ける子等の寂しさ
寂しさに 子どものように泣く母の 背をなでる
たび 空は晴れゆく
皿の上 豆だけ残す 今もまだ
二人の親に なった我が子は