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雲霧仁左衛門
1 month ago

若き日はウザがっていた父母の
二度と見られぬ笑みが恋しい

松永典子
2 months ago

ジャカランダ満月かくし我さそふ夜気に包まれ異次元にゆく

四方山瞬間(よもやましゅんかん)
2 months ago

受け止めて
こんなにも俺は脆いのだ
余った方のひとひらの手で

四方山瞬間(よもやましゅんかん)
2 months ago

生きている
だけで本来優しいの
ふと吹く風に、
はははとわらう

四方山瞬間(よもやましゅんかん)
2 months ago

流星のごとく
しつこくキラついた
歯の隙間から
ベロについたラメ

四方山瞬間(よもやましゅんかん)
2 months ago

いきてると
たまにつぶての幸せを
踏んで悶える
そんな日もある

四方山瞬間(よもやましゅんかん)
2 months ago

人知れず
布団の中でも無重力
寝てるあなたと起きている僕

四方山瞬間(よもやましゅんかん)
2 months ago

幾重にも
肌に重ねたクリームに
やがて私もおいしくなあれ

四方山瞬間(よもやましゅんかん)
2 months ago

デストロイ
ぶっきらぼうに生きている
毛布たちを何重にもして

四方山瞬間(よもやましゅんかん)
2 months ago

ほっといて
しばらくしたらパンみたいに
1人勝手に膨らんどくから

四方山瞬間(よもやましゅんかん)
2 months ago

下ネタを話す時にはレモネード
みたいな顔して君はいるよね

四方山瞬間(よもやましゅんかん)
2 months ago

果てのない
空に向かって突き刺さる
ビルの根元で
蟻を見つめる

まるかわ
2 months ago

高卒のあたしが愛する君なしで確定申告できるはずもなく

望月
2 months ago

綺麗だと言われ恥じらう朧月夏目私も虜にしたな

笑みコロ
2 months ago

連休のレンジャー出動サバイバル
敵は草団やっつけるのみ

macco
2 months ago

轟音をたてて過ぎ去るヘリコプター 横目にスイっとつばくらめ飛ぶ

きゃりこ
2 months ago

教室に向かう小道に蕗の葉の青めきておをり 雨やみの朝

奏川 流
2 months ago

すぐそばに なけりゃあないで かまわない 夢や希望や 君の残り香

中野 亘
2 months ago

襟を立てすずめが風に飛ばされて空色をみる余裕もなくて

蛙鳴
2 months ago

幸せか 問えばあくびで返事する枯山水が妙に合う猫

梅村観
2 months ago

窓見れば淡く紫めく日暮れおかえりと腕広げて待ちぬ

猿ヶ石
2 months ago

相性と名前の付いた絶縁体
今日もあいつと口を聞かない

岡正
2 months ago

交際を断られたとて 気持ちだけ伝へるべきなのか まだ悩み

天野まどか
2 months ago

心の闇ますます深くなるような気がする桜の散ったあとの日没

歌ってみた
2 months ago

ガラス越し濡れたネオンが滲み合い
街の輪郭溶けてゆく夜

邑仲 弎陽
2 months ago

影を踏む 子猫の声と 追憶と 時計の針と 昨日の僕と

Souka
2 months ago

連休 合間平日 リフォーム 店が休みで 服受け取れず

岡正
2 months ago

逢へば逢ふほどに益々好きになる でも関係は友達のまま

深山せせらぎ
2 months ago

今日生きて
一通のメールに
感謝する
生まれてよかった
片思いの力

翠玉
2 months ago

鳥のように空高く遠くに遠くに飛んでいきたい

猿ヶ石
2 months ago

滅び行く絶滅危惧種の鳥達も
未来を夢み必死の子育て

歌ってみた
2 months ago

終電後ベンチに残る体温を
誰も拾わず夜だけが座る

macco
2 months ago

ほんとうは人が一番苦手なの
つぶやく相手は小さなインコ

邑仲 弎陽
2 months ago

ふれそうで ふれられぬまま 春の風 朧の月夜 君のくちびる

中野 亘
2 months ago

学舎に活気戻ってほっとして子どもの笑顔くもらせないで

平本文
2 months ago

病院の待ち時間に小説を書いて書いて作家気分

つぼりん
2 months ago

三日月が耳の形に見えたから内緒話をしたオリオン座

小平
2 months ago

寝過ごして偶然降りたこの駅でこんなに綺麗な夜を見ている

昆虫細胞
2 months ago

暗闇を 照らすライトと 君の顔
僕の心に 差し込む光

千代乃
2 months ago

買物で 寄り添う夫婦 羨まし
傘で隠して 涙を拭ふ

小平
2 months ago

何一つ良いこともなく帰る道
幼子に手を振り 微笑んで

ノリコ
2 months ago

初めて知る娘の好きなグラジオラス咲く日待てずに電話する朝

小平
2 months ago

今年などまだ始まったばかりだと
思えばいつの間にか五月で

Noz
Noz
2 months ago

住宅街に咲く一本のバラ
いつか故郷を見せてくれませんか

ノリコ
2 months ago

隣よりテッセンひそに絡み来て
吾だけを見つめるような紫

邑仲 弎陽
2 months ago

公園の 朽ちたベンチに 木霊 (こだま)する 君の面影 半円の月

小平
2 months ago

やまぬ雨なんてないって分かるから
あなたと二人晴れを待ちたい

ゆう
2 months ago

五月雨の皐月の初日庭で鳴く蛙の声を窓越しに聴く

歌ってみた
2 months ago

闘、夜の鬻ぎ、サクラ、啓蟄、
あなたのいない—ああ、もう春か。

歌ってみた
2 months ago

人間の本格的で青い死を
肴にして喰うポップコーンL