堅実を絵にしたような守衛さんに挨拶をして背筋伸びる朝
題『守』 にて
日曜と決別するためコットンのシーツの優しさ拒む月曜
題『日』 にて
砂袋の重さを感じる金曜も頑張っている改札出るにも
題『砂』 にて
棒の先止まる蜻蛉と同じほど軽く流れる昨日の幸せ
題『自由詠』 にて
一ヶ月書けないでいた返信に折り紙の桜いっぱい詰める
題『書』 にて
流されて形変わること味わえる雲 青空に進んで混ざる
題『流』 にて
胸張って私の知らない国のこと教えてくれる今年の燕も
題『知』 にて
ドアノブはいつも回すんだ いつだって誰かにとびらへ導かれたら
題『とびら』 にて
艶めいた唇思わせるような嘘を 一度はついてみたいけど
題『嘘』 にて
曖昧さ肯定するような温度で頬隠す髪に触れる春風
題『風』 にて
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