初めての海で無心に子が作る太平洋の小さな入り江
題『採用された歌(新聞・雑誌ほか)』 にて
「ほらね」って雨を降らせた大空がきれいな虹を僕らに見せた
題『ほら』 にて
キラキラと光る瓦の海原を人へと贈る満月の月
題『もらったもの(テーマ詠)』 にて
新緑がとっても好きなお日様が鳥を使って木々に知らせる
題『好き』 にて
見てくれたすべてのものにさよならの手紙となって散る桜花
題『さよなら(テーマ詠)』 にて
主なき休耕田に朽ち錆びた車があって廃村の春
題『車』 にて
こうやって泣いてすっきりしちゃいなと雨を降らせて空が知らせる
題『知』 にて
散々に言葉の豆を投げられて今日は世界で一番鬼だ
題『自由詠』 にて
この花はとても幸せなんだろうこんなにきれいに咲いているから
題『自由詠』 にて
野の道をゆっくり行けばこんなにも春が来たよと笑うタンポポ
題『行』 にて
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