2023-09-27

白い紙色付く頃には整理され再び歩む修羅の道

行く季節部活帰りの薄暮時に街灯陰るきみの横顔

コメントが送れなくてもうたにして届くといいななんとなくでも

恋こがれ人肌燗で湯豆腐を独りでやればまるで浮世絵

新幹線大和言葉で名づけられ春夏秋冬人々運ぶ

動物が幸せでまた人間もゆたかに生きる地球にしよう

ひとり鍋豆腐半丁こぶの湯に人肌恋し沁みる燗酒

ビール開け宵闇の窓眺めればもうすぐ満ちる月影見ゆる

無機質な献血バスで血管を遺跡のように探されている

メンタルがイカれているね名も知らぬ先輩に声かけたあの子は

ちょこのん

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