お題 題『もっと』 お題 2024.01.26 ・投稿期間はお題発表から5日間！・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
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あの海でもっとあの子といたかった市場の蟹は泡をぶくぶく
星星をもっと近くに感じたいベランダにひとり、手を伸ばしゆく
人なんてどうせいつかは死ぬんだしもっとなんでも言えばよかった
もっと吹け私はただいま絶好調夢に向かった風に乗ってる
もっと春に近づきたくて庭にある梅の枝ぶり確かめてみる
オリジンとほっともっとに挟まれたそば屋がついにピザを始めた
もっと右、もっと左と我が父はどこがこったかわからぬようで
星ながれ 月がきれいな 夜ですね そのままもっと おいでよ風よ
あの時の「もっと」「きっと」の後悔を上り列車で考えるのです。
情熱にもっと言葉を尽くしたらかなったかなと恋のやじろべえ
絵本投げもっともっとと言う君に話を端折ってリピートする我
その足はもっと遠くへ行ける足歩けよ歩けこの手を離れ
もっともっとと思っていたけど実はもう今の私が有難いのだ
死刑よりもっと重たい罰望む被害者遺族の怒り悲しみ
ロケットよりもっと小さなヒヨドリは三段跳びする小型部品で
もっと上目指して背伸びするときに努めて感じる足場の存在
二人してもっとあちこち行きたかったすれ違う恋LINEで終わる
居たかった一緒にもっとと思う人 読経の果てに空の旅路へ
「もっとさあ、こう、あるだろう。そういうんじゃなくて、もっといいかんじのが」
よく思う時間がもっとあったらとだけど忙（せわ）しさ増えるだかけも
素人芸もっと見せてとせがむ子ら手品師気取って冷や汗隠し
ウィンカーをもっと手前で出してくれ超能力の免許などない
今まではもっと長生きしたかった
でも今日からは健康第一
もっと欲しくて手を伸ばす 虹色の破片散らばり小鳥が消えた。
悲しみは心の窓を曇らせる。もっと磨いて、もっと照らして
風景をもっとらえて情景に落とし込めたらいい句だったかな
キリがない 人の欲望 もっともっと 評価を得たい 良い歌.詠みたい
あぁもっと もっと上手に 詠えたら
何が上手か分かりもせずに
皿洗いしている君がそこにいる もっと笑っていてほしい台所でも
もっとも選択肢なんてなかった生き方貴方にもきっと風吹く
もっと、って思ってるから足りなくて何が欲しいか誰か教えて
シチューはね塩を少しとコンソメを加えればもっと美味しくなるよ
撮りますよお二人もっと近づいてはーい笑って１＋１は？
はっとして寝覚めの恋か夢かなしもっとと甘えて枕抱きしめ