お題 題『音』 お題 2024.02.25 ・投稿期間はお題発表から5日間!・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
雨の音消えて止みしと思いきや雪に変わりてしんしんと舞う
毎朝に鳴らすおりんの音で知る君の機嫌が良いか悪いか
雨粒が傘に当たった瞬間に音符になって流れていった
桃の花ドレミと歌うかのように春の音色を奏でて咲けり
足音も 残さずみんな 何処へ消ゆ 寂しがり屋が 此処にいるのに (投稿サイトのこと詠んでみました)
この歌はとっても短い歌ですが音楽のよに心に響く
眠る子を見守るように音も無く雪は降り積む囚徒の墓碑に
月に吠え 愛しき人の 名を呼べば 血涙の音 闇に響かん
心音が聞こえる距離でいたいから向かいじゃなくて隣に座る
音沙汰も無く消えてってすみません恥ずかしながら戻って来ました
音刻み言葉くだいて五七五風情の尾ひれ心のうろこ
水音を夜が大きくしてしばし我の心は植物となる
タラちゃんの歩くとき鳴る足音が怖い教師のポケットからする
窓ガラス オートスライドドアの音 曇らせて書く「お帰りなさい」
音楽が繋ぐ力を信じてるわがまますらも力に変えて
花々の芽吹く音が聞こえれば大合奏の春に囲まれん
音もなく 我が肩濡らす 霧の雨
かさを広げて ふたり分かちて
雪月花 思えば音の 無きものよ 風流なりや いにしえ人は
音に色あるか?色聴と答えあり、肩落として尊敬す
きらきらひかる音色の君が僕を見つけたんだあれは何月
不夜城の 光りが瞳 突き刺さる 夜を引き裂く 静寂の音
夕暮れの下校道にてわらべ達、替え歌うたう道草の音
十二色の絵の具を混ぜた音がするモールで会話は飲まれ無色に
ナイアガラ瀑布轟く ぬばたまの夜半に目覚めし猫の尿(ゆばり)に
音符にもオタマジャクシの跳ねだして春ざわめき野山さんざめく
窓を打つ柔き音して雨水かな芽吹き息吹の目にややの春
スマホからピンポンと鳴る通知音開いてみたらただの広告