お題 題『だね』 お題 2024.04.09 ・投稿期間はお題発表から5日間!・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
ほんとうは聞いてなくても「そうだね」と答えてくれるそれもまた愛
いいんだね?君はオーケーしてくれたボロくて狭いアパートだけど
古里で散歩をすれば吾子は言う「時間が止まってるみたいだねー」
餃子にはビールだねって思うけど君は優雅にシャンパンを飲む
「同じだね」親の介護で共感し息抜き大事「そうだねまたね」
ふしぎだね 逢えないときもそばにいる
そんな気がする 春の思い出
元気そうだねと今年も咲く花にそっとさわって声かけてみる
「綺麗だね」水槽走る海老たちの透ける体をいつまでも見てる
会話企て言葉組むけれど目を見て諦めるほんと綺麗だね
星を見て もう春だねと君は言う 今にも掴みそうに手を伸ばし
祖母の良いとこだけ見習うと言う叔母そうだね私もそうする
兄嫁としだれ桜のトンネルで「おしゃべりばかりだね」兄の一喝
二人なら何でもいいって白昼夢知ってたんだね夢見てるって
泣き虫の 君のためだね 春がくる 鳥は歌うよ きらめく風に
二たすニが十になるってほんとだね。二人と二匹の四年目の春
こうせつや拓郎陽水チューリップこれだねきっと昭和の青春
「そうだね」とうなずき合ってしまいには向こうしゃがめばこちらもしゃがむ
『醤油だね!』
『ワタシはソース』
『『アリエナイ!!』』
呆れて見てる
目玉焼き2つ
春だねとピンクのお鼻さわったら 少々ぬるい 春眠のせい?
「…だね」聴いてなかったごめん、うつらして、でももう一度きけばわかるの
「大人だね」思われたくて咲いている 少女のまつげ きれいなカール
ほんとだね 人生つらいだけじゃない たのしいことや ふつうのことも
種子の中で小さな小さなからし種そんな信仰求められてる