お題 題『日』 お題 2024.04.10 ・投稿期間はお題発表から5日間!・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
コーヒーをアイスで飲みたい日が来たら私の夏が始まる合図
良き歌は心養う素となり今日も明日も力漲る
枯れかけの多肉植物葉挿しして朝な夕なに見守る日々よ
誕生の知らせが届き喜んだ忘れられないあの日の暑さ
ああそうか、今日は今日しかなかったとさよならをする声で気がつく
かえる日が来るかどうかも分からない卵を胸に温め続ける
やわらかな日のなか歩く満たされて光合成をしているみたい
小魚のための粒餌透明な小海老が毎日抱えて走る
日曜は仲良く並んで昼寝する猫と我が子とその父親と
赤白黄童謡通りのチューリップ咲いて寿ぐなんでもない日
夏の日に 浮腫んだくるぶし 撫で擦り
効くか効かぬか 西瓜頬張る
吾と孫四月十日の誕生日控えめにしても
嫁が気にかけし
やわらいだ日差しがつくる影法師ゆらゆらとして春風は吹く
人びとが皆既日蝕しらぬ頃 おののき祈る天の石屋戸
日記帳私の心の友達秘密を打ち明けられます
一日が同じ長さで始まって
終わりがきたらまた始まるの
僕たちの日常の中に舞い込んだ燕の巣作りそっと見守る
日々がもしノートに並ぶ四角なら書き直すだろう何回でも