・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
元気だった? 定型文な一言は 木枯らしでさえ 暖かくする
「もう切るね」「またね」とそっと添えられた声の微熱を夜が抱きしめ
あの頃は貴方に電話ドキドキで 遠慮しながら取り次ぎたのみ
電話する真似をしている吾子がいる「はい、すみません、ありがとうです」
表情が出ない代わりに声色に人のさがでる電話は苦手で
今はもう電話しないのに番号が癒えない傷のように残ってる
あの頃は電話することなんてなく約束なしに会える日常
今日もまた外国からの電話ありだます手口を聞きたい気もする
海外に縁もゆかりもない鯛を釣り上げるため電話がバイブす
電話口祖母が泣いていたことを病の祖父は知らなくていい
撓む糸 手繰り寄せては結び直す 微かな声の名残を求めて
糸電話張りたる先の声の奥君の心根誰を求めん
携帯がふるえる度にふるえてる宇宙からみた2つの物体
片隅に飾りのように家電話老いの居宅の声の神籤
着信音耳すまして待つ君の声 あの日の出会いの最終話
0の穴あく頃君に捨てられて捨てられぬままのテレホンカード
話す事あっと言う間に無くなって気ばかり焦る君との電話
留守電になぜだか恥ずかし 話せない何度かかけてやっとつながる
電話口 無言の後に来る言葉 月だけ白く窓を照ら せり
目の弱き姉の声聴く電話のそば晴れやかに揺るむらさきの実は
底冷えの秋の寒さが身にしみて電話口から漏れる温もり
コイン持ちドキドキしつつ 電話する君の声聞き話せずに
夢の中あの世とつなぐ糸電話で歌友は我に秀歌を語る
電話より先にさびしさ鳴りだして 名も告げぬまま夜へつながる
電話して用事はべつにないと言う それが用事と気づいてほしい
家電話に胸弾ませることもなし かかってくるのは詐欺と勧誘
どっしりと受話器重たき黒電話母はここから我に語るのか
ふる里の固定電話の番号は登録せずに十桁を押す
遠ざかる糸の撓みと在りし日の声 幽かな夜で海がきこえる
つまらない電話は音でわかるから コールの数をただ数えてる
砂時計となりに置いて電話する 海外通話まだ高い頃
祖母の死を黒電話にて伝える 米国永住叔父のもとへ
天国と通じる電話あればよいしばらく此処にいると報告
二人して電話バトルに参戦する 予約困難和食のお店
元気だった? 定型文な一言は 木枯らしでさえ 暖かくする
「もう切るね」「またね」とそっと添えられた声の微熱を夜が抱きしめ
あの頃は貴方に電話ドキドキで
遠慮しながら取り次ぎたのみ
電話する真似をしている吾子がいる「はい、すみません、ありがとうです」
表情が出ない代わりに声色に人のさがでる電話は苦手で
今はもう電話しないのに番号が癒えない傷のように残ってる
あの頃は電話することなんてなく約束なしに会える日常
今日もまた外国からの電話ありだます手口を聞きたい気もする
海外に縁もゆかりもない鯛を釣り上げるため電話がバイブす
電話口祖母が泣いていたことを病の祖父は知らなくていい
撓む糸 手繰り寄せては結び直す
微かな声の名残を求めて
糸電話張りたる先の声の奥君の心根誰を求めん
携帯がふるえる度にふるえてる宇宙からみた2つの物体
片隅に飾りのように家電話老いの居宅の声の神籤
着信音耳すまして待つ君の声
あの日の出会いの最終話
0の穴あく頃君に捨てられて捨てられぬままのテレホンカード
話す事あっと言う間に無くなって気ばかり焦る君との電話
留守電になぜだか恥ずかし
話せない何度かかけてやっとつながる
電話口 無言の後に来る言葉 月だけ白く窓を照ら
せり
目の弱き姉の声聴く電話のそば晴れやかに揺るむらさきの実は
底冷えの秋の寒さが身にしみて電話口から漏れる温もり
コイン持ちドキドキしつつ
電話する君の声聞き話せずに
夢の中あの世とつなぐ糸電話で歌友は我に秀歌を語る
電話より先にさびしさ鳴りだして 名も告げぬまま夜へつながる
電話して用事はべつにないと言う それが用事と気づいてほしい
家電話に胸弾ませることもなし かかってくるのは詐欺と勧誘
どっしりと受話器重たき黒電話母はここから我に語るのか
ふる里の固定電話の番号は登録せずに十桁を押す
遠ざかる糸の撓みと在りし日の声
幽かな夜で海がきこえる
つまらない電話は音でわかるから コールの数をただ数えてる
砂時計となりに置いて電話する
海外通話まだ高い頃
祖母の死を黒電話にて伝える
米国永住叔父のもとへ
天国と通じる電話あればよいしばらく此処にいると報告
二人して電話バトルに参戦する
予約困難和食のお店