2022-09-17

ゆりみや

三日月の欠けた暗闇指差して「私が齧った痕だ」と笑う

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ゆりみや

月の日に赤い金魚が流される 恋なき石を責めるがごとく

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ゆりみや

いろづいた爪いつまでも柔らかい気がして棘を恐れ固まる

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ゆりみや

月光が道に落ちている 踏むとパリンと音がした ああ、甘い

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梅鶏

ぽつり、ぽつり庭木を濡らす雨のごと昔話が始まっていく

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みどり

朝焼けに今日もいちにち無事あれと月並みだけど 拝んでみる

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