お題 題『星』 お題 2024.02.18 ・投稿期間はお題発表から5日間!・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
東から夜の女王がやって来る付き従うは笑う星ぼし
瓶の中閉じ込められた星砂がきらきらのまま思い出になる
胃カメラで四星球が見つかって残り六つも食う羽目になる
来るはずの来ない貴方を待ちわびて 眠れぬ夜に星を数える
満天の手に届きそうな星空をあなたと見たい朝が来るまで
占いに一喜一憂しなくても星は導く正しいほうへ
見えないけれどあるんだよ、星の王子が言ってた思い出してたまに泣く
あの星が光を出した時代には 紫式部笑っていたか
星が降るあの日の丘はもうなくて高層ビルから地の星を見る
都会には空がないとか聞いたので星を詰め込みあなたに送る
この星のどこかに上がる赤い火に 焼かれし人の涙乾かず
星空を仰ぎ眺めて願いをかけるたとえ火星に人が降りても
金星と火星が接近似たような 肩の黒子ら歩み寄ろうと
冬の星凍てつく夜空首すくめ三分間の麺待つ時間
青い星 悲しい色だと 君は言う 見つめる瞳 星より遠い
星?星かよ、星かぁ〜、何かあるかなぁとか言いながらめっちゃ楽しい
ゲームにもSNSにも興味なき我のあだ名は「異星人」なり
きらめいて見上げられる星々のすみっこにいる私も住人
流れてく 星に願って 待つだけの 私の恋は 叶わぬだろう
木を植えて花を咲かせて手を繋ぎ我ら住む星もっと綺麗に
怒ってる人が営むこの星が天変地異で警告してる
流れ星かとおもったが尾が長いあれはきっと宇宙船
せつなさに星が流れるまたひとつ逢いたさつのり膝抱くゆめ夜
宇宙にも海底にさえ行けないが 星も見えたし魚も食べた
アルケミストは星に導かれサンティアゴの道を巡礼する
星を見て 浮かんで消える 君の顔 最後に見たのは いつだったのか
小指打つ星を気取って火花散るタンスの角の定番メニュー
チケットはまた高騰し鶏が鳴く東の空に浮かぶ犀星
星空と子らの鏤め食卓に色とりどりの金平糖を