・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
青鈍の、暗く褪せたる寝処に色匂いぬる天地の花
病院の待合室にいる間何をしようか思案している
雪に舞う白い衣装の羽ばたきは神に捧げる祈りの儀式
青映ゆる夏の草木に光さす朽ちぬるこの葉知ることもなく
AIの君がどうして人間のわたしの心読めてしまうの
私って何だかんだで人間だ自分だいすき好きに生きてる
太陽のもう昇らぬと知りながら顔も向かえずまたねも言えず
緑の葉ぎっしり枝を包み込み儚いさくら別人のよう
除草剤のように消えるメッセージ 消すくらいなら好きと言うなよ
まだまだと熟考足りぬ愚作でも晒してみなきゃわからないもの
悪意あるものの気配に怯えても おもねようとする心戒め
ねむいねむい臓腑の腫れぼったく重い唸りは布団を貪っている
赤色は生きてる色だと青かったトマトに言われ三つも食べる
人混みで 誰も届かない歌を歌う
夏空に 白い大きな 雲ひとつ 恋の行方を 隠すかのよう
一年で 行方不明者 八万人 眠れぬ闇に 夜がざわめく
被害者も加害者もなくさらされて消費されゆく風潮あわれ
いっせいに同じニュースに飛びついて過熱してゆく報道恐し
苗植えて 収穫するを楽しみに 真っ赤なトマト ほおばる私
晴れた日は 寂しさなんて 最初から なかったように 風が笑うよ
終電の揺れにまかせて何もかも捨てて逃げたい金曜の夜
飛行機雲の見える日は遠くの音がよく聞こえる耳を澄まそう
枯れたかと思ったポトスに新芽出て 嬉しいあまり水多めにす
スマホへと餌付けのごとき充電し 餌付けされない猫へも餌やる
雲の上 今日も青空広がって 機内で暫し雑事を忘れ
咲き揃ふつつじに スマホ向けたらば 一緒に写りぬ 舞ひてきた蝶
我に背を越されてしまい母親の寂しく笑う顔目立つ春
美容室 おまかせにして 見てみれば いつの間にだか ちびまる子ちゃん
欠けたるも また美しと為すひとの こころに映える弓張りの月
青空に二本の飛行機雲在りてそれだけなのに嬉しい夏日
「甘くあれ」と言ひ過ぎてゐる朝ごとに 南瓜の双葉は背伸びしてをり
川沿ひを汗ばみながら散歩する黒き魚影がゆつたり泳ぐ
ご褒美ださあ受け取れと言うように真っ赤に燃える夕焼けの空
お守りの重みの理由わかったよ 一番あなたが支えてくれた
藤棚の 紫よりも 鮮やかな 兄のドヤ顔 今日も健在
仄日とは心の角度で変わりゆく 同じ夕べの赤の深さよ
俺は俺は俺は俺は俺は… 社会で分裂してゆく最中で
鏡のように応答するアレクサに 投げる悲しみ恨み嫉妬
そよ風があまたの星を瞬かせ 気づけば暑さも感じていない
皮むいてくれたあなたが旅立ってリンゴ食べなくなって三年
時間さえ止まったような黙祷はあの日の涙隠して続く
「待ったかな」ハンカチで汗 拭ひたる白き腕(かひな)に目は逸れにけり
ひさかたの空の晴れ間を切り分けし飛行機雲になりたき夕べ
傘寿すぎ兄は田植えの準備する雪解け水が小川潤す
青鈍の、暗く褪せたる寝処に色匂いぬる天地の花
病院の待合室にいる間何をしようか思案している
雪に舞う白い衣装の羽ばたきは神に捧げる祈りの儀式
青映ゆる夏の草木に光さす朽ちぬるこの葉知ることもなく
AIの君がどうして人間のわたしの心読めてしまうの
私って何だかんだで人間だ自分だいすき好きに生きてる
太陽のもう昇らぬと知りながら顔も向かえずまたねも言えず
緑の葉ぎっしり枝を包み込み儚いさくら別人のよう
除草剤のように消えるメッセージ 消すくらいなら好きと言うなよ
まだまだと熟考足りぬ愚作でも晒してみなきゃわからないもの
悪意あるものの気配に怯えても
おもねようとする心戒め
ねむいねむい臓腑の腫れぼったく重い唸りは布団を貪っている
赤色は生きてる色だと青かったトマトに言われ三つも食べる
人混みで 誰も届かない歌を歌う
夏空に 白い大きな 雲ひとつ 恋の行方を 隠すかのよう
一年で 行方不明者 八万人 眠れぬ闇に 夜がざわめく
被害者も加害者もなくさらされて消費されゆく風潮あわれ
いっせいに同じニュースに飛びついて過熱してゆく報道恐し
苗植えて 収穫するを楽しみに
真っ赤なトマト ほおばる私
晴れた日は 寂しさなんて 最初から なかったように 風が笑うよ
終電の揺れにまかせて何もかも捨てて逃げたい金曜の夜
飛行機雲の見える日は遠くの音がよく聞こえる耳を澄まそう
枯れたかと思ったポトスに新芽出て
嬉しいあまり水多めにす
スマホへと餌付けのごとき充電し
餌付けされない猫へも餌やる
雲の上 今日も青空広がって
機内で暫し雑事を忘れ
咲き揃ふつつじに スマホ向けたらば 一緒に写りぬ 舞ひてきた蝶
我に背を越されてしまい母親の寂しく笑う顔目立つ春
美容室 おまかせにして
見てみれば いつの間にだか
ちびまる子ちゃん
欠けたるも また美しと為すひとの
こころに映える弓張りの月
青空に二本の飛行機雲在りてそれだけなのに嬉しい夏日
「甘くあれ」と言ひ過ぎてゐる朝ごとに
南瓜の双葉は背伸びしてをり
川沿ひを汗ばみながら散歩する黒き魚影がゆつたり泳ぐ
ご褒美ださあ受け取れと言うように真っ赤に燃える夕焼けの空
お守りの重みの理由わかったよ 一番あなたが支えてくれた
藤棚の 紫よりも 鮮やかな 兄のドヤ顔
今日も健在
仄日とは心の角度で変わりゆく
同じ夕べの赤の深さよ
俺は俺は俺は俺は俺は…
社会で分裂してゆく最中で
鏡のように応答するアレクサに
投げる悲しみ恨み嫉妬
そよ風があまたの星を瞬かせ 気づけば暑さも感じていない
皮むいてくれたあなたが旅立ってリンゴ食べなくなって三年
時間さえ止まったような黙祷はあの日の涙隠して続く
「待ったかな」ハンカチで汗 拭ひたる白き腕(かひな)に目は逸れにけり
ひさかたの空の晴れ間を切り分けし飛行機雲になりたき夕べ
傘寿すぎ兄は田植えの準備する雪解け水が小川潤す