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青空に二本の飛行機雲在りてそれだけなのに嬉しい夏日
「甘くあれ」と言ひ過ぎてゐる朝ごとに 南瓜の双葉は背伸びしてをり
川沿ひを汗ばみながら散歩する黒き魚影がゆつたり泳ぐ
ご褒美ださあ受け取れと言うように真っ赤に燃える夕焼けの空
お守りの重みの理由わかったよ 一番あなたが支えてくれた
藤棚の 紫よりも 鮮やかな 兄のドヤ顔 今日も健在
仄日とは心の角度で変わりゆく 同じ夕べの赤の深さよ
俺は俺は俺は俺は俺は… 社会で分裂してゆく最中で
鏡のように応答するアレクサに 投げる悲しみ恨み嫉妬
そよ風があまたの星を瞬かせ 気づけば暑さも感じていない
皮むいてくれたあなたが旅立ってリンゴ食べなくなって三年
時間さえ止まったような黙祷はあの日の涙隠して続く
「待ったかな」ハンカチで汗 拭ひたる白き腕(かひな)に目は逸れにけり
ひさかたの空の晴れ間を切り分けし飛行機雲になりたき夕べ
傘寿すぎ兄は田植えの準備する雪解け水が小川潤す
青空に二本の飛行機雲在りてそれだけなのに嬉しい夏日
「甘くあれ」と言ひ過ぎてゐる朝ごとに
南瓜の双葉は背伸びしてをり
川沿ひを汗ばみながら散歩する黒き魚影がゆつたり泳ぐ
ご褒美ださあ受け取れと言うように真っ赤に燃える夕焼けの空
お守りの重みの理由わかったよ 一番あなたが支えてくれた
藤棚の 紫よりも 鮮やかな 兄のドヤ顔
今日も健在
仄日とは心の角度で変わりゆく
同じ夕べの赤の深さよ
俺は俺は俺は俺は俺は…
社会で分裂してゆく最中で
鏡のように応答するアレクサに
投げる悲しみ恨み嫉妬
そよ風があまたの星を瞬かせ 気づけば暑さも感じていない
皮むいてくれたあなたが旅立ってリンゴ食べなくなって三年
時間さえ止まったような黙祷はあの日の涙隠して続く
「待ったかな」ハンカチで汗 拭ひたる白き腕(かひな)に目は逸れにけり
ひさかたの空の晴れ間を切り分けし飛行機雲になりたき夕べ
傘寿すぎ兄は田植えの準備する雪解け水が小川潤す