きせむさんの歌歴
これまでに25のお題に参加し「76」首の作品を投稿しています。
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きせむさんの過去の短歌
月輪(がちりん)に 雲が掛かりし その様は
団子の肴に なりにけり
六花(むつのはな) 頬に舞い降り 流れゆく
雲ひとつなし 青鈍(あおにび)の空
琺瑯(ほうろう)の トレイに並べし
活青串魚(いきさんま)
新橋色(しんばしいろ)の 鱗麗(うるわ)し
月を食む 地球の影は 恋のよう
心を食んで 盲目にする
過ぎたれば 悲しきことも 苦しみも
想い出となる 人の勇(つよ)さよ
天に向け 気霜(きじも)を吹きて 時節知る
日射しが白を そっと消したる
隙あらば 友の一線 越えたしと
吾(われ)が心に 好き這入(はい)り込む
今川焼き 毎度の如く カスタード
時が流れて 粒餡となる
織彦の 逢瀬に想い 重ねては
指輪の箱と 天の川見る
川太郎 見つけて挑む 草相撲
皿が乾きて 仕合流るる
鮮やかに 川面に浮かぶ
花緑青(はなろくしょう)
追河たちが 玉の如くに
莨(たばこ)吸う貴方の口に色が見え
目で追うようになってしまった
血を吸うは 産卵のため 知った日から
血を吸う雌蚊(めすか) 払うを止めし
手を翳(かざ)し 透けぬ血潮に 吾思う
厚くなったは 面の皮のみに非ずと
研ぎ洗い 爨(かし)ぎて装(よそ)う
手(た)な心(ごころ) 握らず結ぶ 丸に三角
手紋(しゅもん)とは 運命決める ものでなく
過去の辛苦を 越えたる証
煌々(きらきら)と 翠葉(すいよう)照るる 白昼に
光合成する 我が身かな
傘はなし 雨に降られて 梧桐(あおぎり)に
宿りて考(かんが)う 環境問題
起き抜けに 明易(あけやす)だけが 無粋だと
君の言葉が 僕を貫く
青嵐 連れて来たるは あの人の
莨(たばこ)の香りと 新しき情
