題『まで』

パパ猫

5 months ago

さざんかは上に乗っかる雪の子をやさしくあやす空に帰るまで

12

行雲流水　破調編

5 months ago

小夜時雨泣いて別れを告げる人これまでのこと許してほしい

12

りんか

5 months ago

想い込め三十一文字に託すまで雲間で月も待ってくれるか

9

ゆう

5 months ago

夜更けまでラジオ聴いてたそれもまた青春時代の想い出かなと

9

ゆひ

5 months ago

昨日まで小惑星にいたんだろうだって名前も知らなかったし

8

高木

5 months ago

予約したルンバの仕事が終わるまで隅に座って段取り学ぶ

8

土村遠香

5 months ago

ちょっとだけ調子に乗ってしまってる母のことまで話してしまう

8

汐留ライス

5 months ago

むかし山でクマに襲われたんだよと女房に話せば女房がクマで

8

harenotikumori

5 months ago

死ぬまでは生きる覚悟はありますが　それがいつなのか知りたくもあり

8

月ノ夜　葵

5 months ago

頬杖をついてため息までついて不機嫌な君の横顔も好き

7

十六夜／朔

5 months ago

僕らなぜ答え焦って探すのか向き合う弱さありのままで

7

行雲流水　破調編

5 months ago

鳥が鳴き季節を告げる陽の光君の頬まで春色に染め

7

雨

5 months ago

そこまで好きじゃなかったし見上げても滲むはずの月も出てない

6

しまろく

5 months ago

大丈夫目指す駅まであと五分余裕で着ける。試験会場

6

らこ

5 months ago

ダイエット進捗具合、５kgほど蓄えました。ご報告まで。

5

めるへん

5 months ago

晩くまで話し込んだな若き頃次から次と　時間よ止まれ

5

十六夜／朔

5 months ago

春風にそよぐ花弁の白き花　心ゆくまで今、咲き誇れ

5

行雲流水　破調編

5 months ago

告白をしたあと君が頬そめる黙ったままで夕焼けのせい？

4

恋子

5 months ago

遠い日の恋まで終わり告げに来る浮世の懺悔いとまの儀式

4

Hama

5 months ago

忘れない見えなくなるまで見送ってくれたあなたの姿を決して

3

牧島尾鳥

5 months ago

この金で行けるとこまでお願いしますと渡した手取りの半分

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翠玉

5 months ago

捕虜収容所にて強く生きよう日本の土を踏むまでは

3

恋子

5 months ago

ダンゴ虫家まで連れて引き出しに開けちゃだめだと言ったのに悲鳴

3

harenotikumori

5 months ago

さっきまで泣いてたあの子笑ってる　見てる人皆笑ってる

3

みぎひと

5 months ago

先見えぬ鈍色の下ひとり行く雪の残った駅までの道

2

笑満

5 months ago

震える手君に送ったハナミズキ返事の期限花がしぼむまで

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十六夜／朔

5 months ago

もしもあのつぼみのままでいられたら、どんな花を咲かせてたのでしょう

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恋子

5 months ago

恋までも不良と咎め往年の怪しき今様マッチングアプリ

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harenotikumori

5 months ago

午後五時の家までの道たどりつつカレーがいいと思った子供時代よ

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歌会はじめ

5 months ago

明日までに課長の期限同じだよ緊張感と一体感か

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十六夜／朔

5 months ago

白息のきみは無口のつぐみ鳥せめてみつめていたいいつまでも

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十六夜／朔

5 months ago

両の手に持ちきれぬほど愛を受けまだ欲するか飽くなきまでも

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恋子

5 months ago

拝めども田の神さえも占えぬここまでの冬ここからの春

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りんか

5 months ago

スクリーン、エアコンの風ゆらりゆら　自然の風まで届け、届かぬ

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恋子

5 months ago

政治から女衒までも小器用に局の嗜好のごめんてーたー

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R.T.

5 months ago

いつまでも昔のことに拘るな　少年の日に犯した罪に

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