・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
午後になりにわかに雲のかかり出し西の彼方に遠雷を聞く
言い知れぬ人間滅びし後の世界を 照らす夕焼けみたいだった君
蜻蛉追う後に不意なる烏揚羽まばゆき 黒に力よみがえり
振り向かず 後ろ姿で手を振りて 旅立つ朝の 息子いとしき
照らされた後ろ姿と遠花火 もう届かないあの夏の空
後戻りできない朱夏の緑陰に 春と呼ばれた日々が重なる
後悔と呼ぶには淡い水色の シャツを震わす皐月の薫風
春の朝 光こぼれて おちた後 君にあげよう 手のひらの風
老いた君 後ろ姿が 愛おしく 過去のあやまち 許して思ふ
結婚に反対し続け最後だけ娘頼むと義父目を閉じる
身勝手で相手のことは二の次で 愛想尽かされ 後の祭りか
泣いている君を励ますようにほらでっかい虹が君の後ろに
さよならを言った後のさみしさはどこかしょっぱい涙の味だ
花束を右手に持った老人は 後ろ姿に笑みを湛えて
きれいめの コーヒーカップで飲む 午後の まったりとした時 心安らぐ
大人らのはしゃぐ苺摘み小粒さえ真っ赤に 煮詰む甘ったるき午後
いっそのこと めいっぱいのヘアメイクして 後ろ髪引かれる人生もよし
「バイバ〜イ 公園集合 後でね〜」 近所の子達の午後2時半
戦後とはいつまで続くものなのか今の気配は戦前だけど
午後になりにわかに雲のかかり出し西の彼方に遠雷を聞く
言い知れぬ人間滅びし後の世界を
照らす夕焼けみたいだった君
蜻蛉追う後に不意なる烏揚羽まばゆき
黒に力よみがえり
振り向かず 後ろ姿で手を振りて 旅立つ朝の
息子いとしき
照らされた後ろ姿と遠花火
もう届かないあの夏の空
後戻りできない朱夏の緑陰に
春と呼ばれた日々が重なる
後悔と呼ぶには淡い水色の
シャツを震わす皐月の薫風
春の朝 光こぼれて おちた後 君にあげよう 手のひらの風
老いた君 後ろ姿が
愛おしく 過去のあやまち
許して思ふ
結婚に反対し続け最後だけ娘頼むと義父目を閉じる
身勝手で相手のことは二の次で 愛想尽かされ 後の祭りか
泣いている君を励ますようにほらでっかい虹が君の後ろに
さよならを言った後のさみしさはどこかしょっぱい涙の味だ
花束を右手に持った老人は
後ろ姿に笑みを湛えて
きれいめの コーヒーカップで飲む
午後の まったりとした時 心安らぐ
大人らのはしゃぐ苺摘み小粒さえ真っ赤に
煮詰む甘ったるき午後
いっそのこと
めいっぱいのヘアメイクして
後ろ髪引かれる人生もよし
「バイバ〜イ 公園集合 後でね〜」 近所の子達の午後2時半
戦後とはいつまで続くものなのか今の気配は戦前だけど