うすべにさんの歌歴
これまでに83のお題に参加し「83」首の作品を投稿しています。
83
投稿した短歌
83
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はじめの一首
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うすべにさんの過去の短歌
年の瀬のこどもの声のにぎやかさ 孫の笑顔に生き返る町
初春にひいたおみくじ末吉のまろいしあわせまた来年も
軍服の祖父の写真に滲んでる背負って歩いた荷物の重さ
秋萩の色のうつりにむらさめもあはれを知るや置ける白露
散り果てた街路樹飾るふるい恋ホットワインを両手でつつむ
スーパーの老人の手のレジ袋 顔出すネギと赤い長靴
嫁ぐ朝 いつもと同じ食卓の笑顔を透けて見えるさみしさ
散り果ててかぼそい枝の先にもうつぎ咲く春の花芽ふるわす
ゆったりと花の下道ふたり連れ白髪を飾るうすべにの雪
おめでとう 友達からのスタンプにうれしいような淋しいような
駄菓子屋のみせさきの隅おずおずと紙風船をゆび指す童女
北風に愛宕をこえるしぐれぐもバッグ覗いて傘たしかめる
逢ひ見しも昔がたりと恨みわぶ世の中ならば知らざらましを
イヴの夜のこどもの夢をこわさぬよう寝つくのを待つ若い両親
木枯らしに夏の思い出ひきずってまだ鳴り止まぬ冬のふうりん
閉じられた雨戸ふるわす木枯らしに帰る人待つ庭のさざんか
水くくるもみじも見えず龍田川流れ堰くのはポテチの袋
追憶の溶けたかおりに立ち止まる せつない胸に青すぎる空
萩咲きぬことなしびつつ言ひやれどいづれまた来じ待たずしもあらず
一枚の日本画を見るむらさきに紙風船のつぼみふくらむ
