うすべにさんの歌歴
これまでに83のお題に参加し「83」首の作品を投稿しています。
83
投稿した短歌
83
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はじめの一首
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うすべにさんの過去の短歌
けぶり立つ国原恋ひしと飛ぶ鳥のあすかの里ぞさし渡るらむ
夏の夜の恋ひにいもねず明けぬれば藤のかづらとまよふ黒髪
灼けた空 森の影絵にかなかなと夢のゆくえを風にたずねる
祖父の乗る精霊馬にはよ来いと酒瓶摸して小さな秋葵
人目もるむらさきの花閉づべきを袖ふる人ぞなにごころなき
すべもなく雲にかくるるもちづきの満つればかならず欠くると思へば
閉ざされた雨戸は黙る老いた町 夏草茂る庭に咲く薔薇
夜の駅 似た足音に振り返る きみの背中をまた探してる
手をそえる そのやさしさが傷つける柔らかい場所 きみは知らない
コーヒーの染みだけじゃない滑らかに名曲喫茶の椅子のビロード
風撫でるやわらかい髪 画用紙に閉じ込めたいから硬い鉛筆
夕暮れに空耳かなと夏祭り遠く花火の音なつかしむ
大雨のニュースにきみはひとりごとキャッチボールの音はいいねと
うたたねにきみを見れども片敷きの夢とも知らで目覚めつるかな
うすぎぬに思ひつつみぬ空蝉の無常に添ひゐる送り火の宵
恋ひわたる一夜の逢瀬みじか夜のかわかぬ袖に吹く風もがな
跡たえぬこぞあひ聞きしほととぎすさつきの闇に来鳴きけるかな
ふとながむ鏡のうちに年ふりて月ぞむかしの影もらしける
書きまどふきみへの文はうらうへに染みつる墨も思ひみだれぬ
夕顔のひらくけはひにたのめどもまつも短き夏の夜の夢
