2023-05-23

平見翠玉

川原で独り泣く君川が見ていた葦が見ていた風が見ていた

0

おてもやん風呂場に響く母の声歌詞思い出し重ねてゆく音

0

今だけが存在しうる確かさで過去と未来は記憶の陽炎

0

空見上げ瞳が星を捉えても光放った星はもうない

0
パパ猫

綺麗だね花火を見てる横顔を見つめる僕はそうつぶやいた

0
パパ猫

紫陽花の恥じらうような淡い色もっと咲いてねあなたは綺麗

0
パパ猫

朝が来て夜を迎えて季節まで春夏秋冬飽きるはずなく

0
みゆきち

泣きながら「帰ってきたの」と言う友の後ろでミイがあたりまえに鳴く

3
恋子

片思いそのまま恋は過去となり妄想だけが甘くささやく

2
恋子

夕暮て家路を急ぐ人の群れ冷やかすようにカラス雄叫び

0