中原鼠栞 2023-05
中原鼠栞
パパ猫 使い込む皮も陶器も味を出す人も同じと簡単に言えず
bja0214 カラスノエンドウで作った草笛ぴいぴい鳴らし畦道をゆく
bja0214 あの姉妹五月に生まれてきたのだろう だって名前がさつきとメイだし
bja0214 こころの傷からはまだ血がどくどく 「同窓会だより」びりびり破る
bja0214 「苦手や」と私の皿に乗せんといて ピーマンだらけになってしもたやん
パパ猫 懐かしき街を訪ねて思い出す馬鹿な自分がかわいく思えた
平見翠玉 なりたい自分になれずともなれた自分であればよいではないか
平見翠玉 故人との対話は祈り目に見えぬ祈りの先に何蛾あるのか
平見翠玉 