2023-06

個感

行きは降らなかった分まで梅雨らしく濡れて帰って来た生脚

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パパ猫

積雲の陰から飛び出たジェット機の飛行機雲がまっすぐ伸びゆく

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カンナ

現実を知らせる雨が降りだしてコンクリートの床に落ちてく

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二人静

読んでるよ嬉し恥ずかしこの一首適度な緊張秘密のページ

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たかぴ

別れゆく君にはあけぬシャンパンが今夜を永遠(とわ)に自動延長

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パパ猫

黒雲が空を塞いで暗転す低く響けり遠雷の音

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花農家

もぎたての きゅうりに味噌つけかじるなら ビールにするかそれとも冷やか

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高瀬

春に鳴く 季節外れの アブラゼミ 七日の命 一人寂しく

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中原鼠栞

20分エレキの弦を換えていた。たどたどしくても俺らしいよな

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めるへん

映画館平日昼間俺独り 笑いたいのに笑えぬ喜劇

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