満月しじま 2023-07
満月しじま
満月しじま 傷を抱き疲弊せし吾を今やっと泣かせてくれた鮭の塩焼
満月しじま 寒いなら私の熱をあげるからだからひとりで震えないでよ
満月しじま 届かぬと知るも紡いだその詩が思わずこぼれ落ちてしまった
満月しじま 関係が終わるときには体内でなにかの音が響く気がする
満月しじま その方はいつも心に燃え盛る炎を抱いて生きていました
満月しじま 「生きているうちに忘れることなんてできるでしょうか。いえ、できません」
満月しじま かなしみの波に溺れてしまいそう縺れた糸のほどかれぬまま
満月しじま 風船に吹きこむものが息でなく愛であったらよかったのにね
満月しじま 