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2021-11
むつ
枯れてひび割れそうなとこを守るため三十一字に代弁させる
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むつ
一色凛夏
ありふれた人生である靴下を今日は右から履いてみる朝
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一色凛夏
一色凛夏
押し傷のできた林檎を丁寧に剥いていく音夜はやさしい
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一色凛夏
たろりずむ
いいわけをさせてくださいどうしてもほしかったからうばったのです
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たろりずむ
梅鶏
立ち上る甘い香りとすれ違いエスカレーター地下へと下る
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梅鶏
はとサブレ
さみしさにやられないよう心からいちばん遠い指から冷える
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はとサブレ
てる
愛憂獲をなんか知らんが呟いて月蝕の日の麦酒月色
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てる
袴田朱夏
スプーンを入れれば月じゃなくなって夜のわたしをゆるしてプリン
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袴田朱夏
朧
寝転んで雲に名前をつけてゆく 一郎 二郎 三郎 アダム
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朧
小路紺
まったりと流れる日々で退屈を飲み込む私は今日も幸せ
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小路紺
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