宇祖田都子 2021-11
宇祖田都子
りん 土産に果物を持たせる母の偉大さを知る 青果売り場を3周しながら
chamcham 愛してるしにたいいたい繭だって解れてやっと一になるのに
みそのみそ 幸せに暮らしましたと本を閉じ明日の予定を手帳に記す
一色凛夏 蛇行する水跡ひかる道路には雨の名残りを描く自転車
一色凛夏 とめ、はねがしっかりしてる教室の後ろに君の「希望」はあって
あらまほし 生きるため頭を下げて「すみません」を日々繰り返す 俺は機械だ
あらまほし 知らない道に進んで迷う好奇心は猫だけでなく俺も殺した
だいだい 夕方のロンドン夜中のニューヨーク仕事は時差をまたぐものなり
だいだい 