2022-01

ヒプノ寿司マイク

手放したはずだけどいま他の子が使ってるから取り戻すだけ

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えんとつカフェ

鉛筆の芯がミソラの位置にあり春の小川をうたう筆箱

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茶熊さえこ

炭酸の抜けたコーラがいつになく減塩醤油色になっている

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音羽凜

喧嘩したときの厚みのままそよぐ日めくりはまだ八月にいる

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たろりずむ

一階にも男子トイレを作ろうと提案をした人の謎の死

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秋吉諄

訪れることのない春 音ズレのごとく涙は今更 なんで

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ひらりや

花園を踏み荒らしゆくたやすさよ聖母の手を噛む野犬と化して

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中村まふゆ

去年まで届かなかった鉄棒を掴んだ分だけ空が近い

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甘森太一

階段の子らの足音軽くなる五線譜跳ねる音符のように

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新井きわ(kiwa)

我が歌を読み聞かせればいつも好きと応うる君の七割は嘘

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