2022-04

秋鵠空(さとあき)

洋傘で黄昏水に奏でる春は 手中に菫が育てる空は

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秋鵠空(さとあき)

漏る葉の間奏でる空は透き影が接吻パラソルで仲間の春も

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秋鵠空(さとあき)

麹町の石垣遠き外の午後の疾き雨音(オト)聞かし命益し 雨後

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秋鵠空(さとあき)

風車 子猫は木の間さくら空 草間の小箱猫丸く、坂

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秋鵠空(さとあき)

ラソファミレドシ拾え音 陽のままの人を選びし取れ見合ふ空

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クルクルバニー

フランスに 深き英知が 湧き出でる 個性を伸ばす 自由博愛

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梅鶏

来世への投資のようだ何処にでもある噴水に浸かるコインは

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袴田朱夏

育児書のとおりに太りみどり児はわたしの箸の先をみつめる

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袴田朱夏

春雷の落ちさうな雲立ち込めて乙女の声のなほ止まぬ庭

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袴田朱夏

この赤でもっとかわいくなるきみを知ってるぼくをきみが知ってる

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