しんせい 2022-04-26
しんせい
秋鵠空(さとあき) 洋日傘(パラソル)と椅子を手高く帰る春 絵描く片手を吸い取る空は
秋鵠空(さとあき) 洋日傘で黄昏見ずに急かす接吻 風に菫が育てる空は
袴田朱夏 散文では逃してしまう 雨の日にチーズケーキを焼くあたたかさ
秋鵠空(さとあき) 端々年を繋ぐ橋 死は年とばし詩吐く夏押し 閉じ橋は
秋鵠空(さとあき) 恥は詩と死を繋ぐ橋 死は詩閉じ 恥し吐く夏惜しと暫しは
秋鵠空(さとあき) パラソルへタウンペィジと己が赤 ノオトGペン 歌へる空は
秋鵠空(さとあき) 洋日傘で黄昏見ずにきつく抱く 次に菫が育てる空は
秋鵠空(さとあき) 洋傘で黄昏水に溶かす接吻 かどに菫が育てる空は
秋鵠空(さとあき) 