2022-05-14

鈴木ベルキ

ローソンの看板にいる角刈りのこけしがベカベカ光るから夜

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CHONO

でかいバスがカーブミラーに映ってて それなりの覚悟を持っていく

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きあら

君となら 素になれるから 楽なんだ それは好きって意味でいいかな

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麻衣

教室の片隅にまで親たちが侵略にくる授業参観

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もとき

雨のなか車窓の流星こだましてどこへゆくのかその爆心地

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秋鵠空(さとあき)

蓑虫舌もなく鳴くならず訪ひ人すらなく泣くな黙ししむのみ

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秋鵠空(さとあき)

春ひとり香開く曲り旅に日にひたり鎌倉光りと昼は

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秋鵠空(さとあき)

梓実の昨日の門解きし夏至ただし 景色ととのふ芒の今朝咲き

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秋鵠空(さとあき)

虫の音の小庭をつたひて 樹々の葉の訊きて日経つを 葉にこの音のしむ

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秋鵠空(さとあき)

黙球恋ひ浮雲そこ捜せ彼の日恋ひ野風かさこそ黙球飛行機雲

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