2023-06

花農家

月もなく どんよりとした空見上げ 何か足りない ような気がして

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仮名

屑籠に狙いを付けてhitする捨てたい物ばかりの人生

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仮名

割り切れぬ思い抱えて独り立つ素数の如き君の後ろ背

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平見翠玉

見送る人の余韻残し列車行く明日からはいつもの暮らし

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平見翠玉

段ボールお尻に充てて土手滑る雪無き里の轌代わり滑り

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平見翠玉

夕焼けは闇に吸い込まれていく人の心も暗闇となるく

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パパ猫

この命 最期の時は君と会う がんばったねと 言わせてみせる

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パパ猫

この命 最期の時は君と会う がんばったねと 君に言わせる

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仮名

十円の落ちたる音は戻れない覚悟に聴こえ掛けた電話よ

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個感

久しぶり目ざめてアポロンのぞき込む 窓際の席は暑いな

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