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秋となり涼しくなって蝶が飛び月がきれいとあなたが言った
芒茅(すすかや)の ふわふわ飛んで 青空の 高き筋雲 届くようにと
スカートの 裾を捲くって 好色の 秋風過ぎし コスモスの丘
ひんやりと秋口の窓上掛けを 肌に引き寄す二度寝の朝よ
秋色の背中に混ざる冬毛見て後の衣替え決意する朝
潔く夏が土に還るように吾子への過度な期待手放す
大ぶりの 芋掘りおこし 笑う子ら 顔の汚れも 勲章となり
火の恋し泣くことさえも許されぬこの身怨めばなお燃ゆる恋
秋なんてすぐに散るから春巡る頃には君もいなくなるだろ
君想い 思い出の味 振り返り 口に合わない 梨味のグミ
ぼうぼうと汗を流して何もせぬうちに今宵は秋の風吹く
君の秋やさしく実れと願うのに実を結ぶのはわたしがよかった
秋晴れの部活帰りに立ち止まり金木犀の下で歌詠む
ほんとうに秋きたみたいホッとした眠すぎるからタピオカ飲もうよ
きのこらは 森陰いでて 豊穣の 輪舞曲(ロンド)を踊る 月夜の晩に
木犀の香(こう)に心を愉しませ窓の外には知らず秋澄む
季語に君かさねて妖し彼岸花恋の写生の蕊の謎めき
長き夜に人肌恋しひとり夢恋しと思えばまた星流れ
あの人が寂しがってる証拠だと彼岸を紅く花は染めたり
それぞれの夏を過ごした休み明け少しパラレルワールドの君
「また明日」と言える奇跡をかみしめて 秋の三叉路でカフェラテを飲む
バス停で落ち葉ひとひら靴に乗る 今日のあなたをふと思い出す
風呂の外コウロギの声誘い来るこのあと一献いかがでしょうか
七分袖ほどの温度で会話する恋にならないけれど尊い
君の尾はほうきみたいだねたくさんの落ち葉引き連れ秋になったね
台風 過ぎて秋晴れ と思いきや 今日は雨 秋雨となる
秋の風噂に聞くとあの人は 最近痩せて素敵らしい
秋の午後青年ひとりカフェにいて珈琲飲みつつ本開く
塩焼きの秋刀魚の腸(わた)をあてにして吟醸飲れば我が秋は来ぬ
秋雨もここまで続くと風情など失せて歌詠む気持ちにもならぬ
秋の空高くにありて雲浮かぶ 手を伸ばしても触れるに遠く
いつも見る草叢(くさむら)さえも青々し友と歩けば童女に秋風
秋の夜に珈琲淹れてモンブラン 君との時はゆったりと
秋のきて君と歩くは小径なり 萩の花咲く風も優し
夕暮れの自転車置き場で手を振れば秋は寂しいほどに優しい
昨日より空が高いというだけで君との沈黙すこし救われる
真っ青な空に真っ白な飛行機雲 「白と青だね」笑うしろあお
淋しくて嫌いと君は先に言う 好きな季節と言い出せなくて
お米券そういやどうなったんでしょと新米食べて思う秋です
さつまいもフラペチーノのポスターは半袖街中似合わず貼られる
空中にかすかなさみしさ入り交じり小さな秋の挨拶を知る
秋が好きそれすら言えずに過ぎていく秋の方ではそうじゃないのね
ノギ(乃木)さんが火を着け芋を焼いている 風が冷たい昼のひととき
久々の青空やっと見られたも降り続く雨降り過ぎる雨
秋となり涼しくなって蝶が飛び月がきれいとあなたが言った
芒茅(すすかや)の ふわふわ飛んで 青空の 高き筋雲 届くようにと
スカートの 裾を捲くって 好色の 秋風過ぎし コスモスの丘
ひんやりと秋口の窓上掛けを 肌に引き寄す二度寝の朝よ
秋色の背中に混ざる冬毛見て後の衣替え決意する朝
潔く夏が土に還るように吾子への過度な期待手放す
大ぶりの 芋掘りおこし 笑う子ら
顔の汚れも 勲章となり
火の恋し泣くことさえも許されぬこの身怨めばなお燃ゆる恋
秋なんてすぐに散るから春巡る頃には君もいなくなるだろ
君想い 思い出の味 振り返り 口に合わない 梨味のグミ
ぼうぼうと汗を流して何もせぬうちに今宵は秋の風吹く
君の秋やさしく実れと願うのに実を結ぶのはわたしがよかった
秋晴れの部活帰りに立ち止まり金木犀の下で歌詠む
ほんとうに秋きたみたいホッとした眠すぎるからタピオカ飲もうよ
きのこらは 森陰いでて 豊穣の
輪舞曲(ロンド)を踊る 月夜の晩に
木犀の香(こう)に心を愉しませ窓の外には知らず秋澄む
季語に君かさねて妖し彼岸花恋の写生の蕊の謎めき
長き夜に人肌恋しひとり夢恋しと思えばまた星流れ
あの人が寂しがってる証拠だと彼岸を紅く花は染めたり
それぞれの夏を過ごした休み明け少しパラレルワールドの君
「また明日」と言える奇跡をかみしめて 秋の三叉路でカフェラテを飲む
バス停で落ち葉ひとひら靴に乗る 今日のあなたをふと思い出す
風呂の外コウロギの声誘い来るこのあと一献いかがでしょうか
七分袖ほどの温度で会話する恋にならないけれど尊い
君の尾はほうきみたいだねたくさんの落ち葉引き連れ秋になったね
台風 過ぎて秋晴れ と思いきや 今日は雨 秋雨となる
秋の風噂に聞くとあの人は
最近痩せて素敵らしい
秋の午後青年ひとりカフェにいて珈琲飲みつつ本開く
塩焼きの秋刀魚の腸(わた)をあてにして吟醸飲れば我が秋は来ぬ
秋雨もここまで続くと風情など失せて歌詠む気持ちにもならぬ
秋の空高くにありて雲浮かぶ
手を伸ばしても触れるに遠く
いつも見る草叢(くさむら)さえも青々し友と歩けば童女に秋風
秋の夜に珈琲淹れてモンブラン
君との時はゆったりと
秋のきて君と歩くは小径なり
萩の花咲く風も優し
夕暮れの自転車置き場で手を振れば秋は寂しいほどに優しい
昨日より空が高いというだけで君との沈黙すこし救われる
真っ青な空に真っ白な飛行機雲 「白と青だね」笑うしろあお
淋しくて嫌いと君は先に言う
好きな季節と言い出せなくて
お米券そういやどうなったんでしょと新米食べて思う秋です
さつまいもフラペチーノのポスターは半袖街中似合わず貼られる
空中にかすかなさみしさ入り交じり小さな秋の挨拶を知る
秋が好きそれすら言えずに過ぎていく秋の方ではそうじゃないのね
ノギ(乃木)さんが火を着け芋を焼いている
風が冷たい昼のひととき
久々の青空やっと見られたも降り続く雨降り過ぎる雨