2021-11-16

Coutarus ONAI

心臓に毛が生えていて春風にそよげば君の町を歩ける

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Coutarus ONAI

郵便の投函のたび指先は世界のふちの春風を押す

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Coutarus ONAI

シャツにつく抹茶アイスの緑色 海から雨のはじまっている

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Coutarus ONAI

木蓮の花は開けり君の名は手話で言ふならこんなかたちに

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Coutarus ONAI

羽根つきの餃子の羽根を羽根もたぬ吾は箸もて音たてて割る

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Coutarus ONAI

光呑み音呑み火呑み燃えかすの花火を呑んでなお暗い海

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Coutarus ONAI

潮風を電気に変える翼から獣めく声聴こえ夕暮

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Coutarus ONAI

電柱を辿れば海へ着くだろう春から夏へ変わる口笛

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木村槿

道端に落ちてるコンビニの袋を犬かと思ったら犬だった

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木村槿

うさ耳をつけたまんまで店長がバイトを叱るバイトは黙る

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