塩本抄 2021-12
塩本抄
塩本抄 もやひとつずつ手触りを確かめてから雲にする 電話をかける
塩本抄 「7ヶ月」サジェストされた闇があり (うちも夜泣き)と灯りを燈す
塩本抄 みどり児がいのちいっぱい泣いていて微笑みが咲くスーパーの隅
塩本抄 「あたしたち、あんなに死にたかったのにね」友白髪叶う特養ホーム
塩本抄 湯舟から九十九の先にある名前のない世界に触れさせて
音忘信 氷山の一角すぎる シャチホコを片方くれるディアゴスティーニ
たろりずむ コンビニがつぶれてコンビニができてニキビがいつまでも治らない
かなた小秋 万能の消毒薬は枇杷種の焼酎漬けで上座に鎮座
みそのみそ 